ブイキューブ Research Memo(1):ビジュアルコミュニケーションを軸に国内外で急成長中
[14/03/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ブイキューブ(以下、同社)<3681>は、現在の代表取締役社長である間下直晃(ましたなおあき)氏が慶応義塾大学在学中に創業し、慶応義塾大学が初めて出資したユニークなベンチャー企業である。主力事業はクラウドを使いWeb会議を中心とした「ビジュアルコミュニケーション」であり、国内及びアジアで急速に事業を伸ばしている。
2013年12月期の連結業績は売上高2,525百万円(前期比25.9%増)、営業利益276百万円(同162.9%増)、経常利益263百万円(同146.3%増)、当期純利益230百万円(同97.2%増)となった。進行中の2014年12月期の業績を会社側は売上高3,438百万円(前期比36.2%増)、営業利益527百万円(同90.6%増)、経常利益534百万円(同102.6%増)、当期純利益322百万円(同40.1%増)と予想しているが、控えめな予想であり上方修正の可能性が高そうだ。
同社は中期戦略の柱として「国内シェアの拡大と潜在市場の開拓」「アジアを中心とする海外展開の拡大」「プラットフォーム提供による新ビジネスモデルの構築」の3つを掲げている。国内、海外市場ともに依然として開拓余地が大きく、今後の進捗には大いに注目したい。
■Check Point
・「いつでも、どこでも、誰でも」参加できる「Web会議」サービスが強み
・国内は順調に2ケタ成長、2013年に子会社化した中国も寄与
・55万社がターゲット企業、導入社数拡大に余地あり
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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