ネクスト Research Memo(1):総掲載物件数No.1を誇る不動産・住宅情報サイト「HOME’S」の運営
[14/03/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ネクスト<2120>は、不動産・住宅情報サイト「HOME’S(ホームズ)」の運営を主力として、金融情報サイトや地域情報サイトなど、暮らしにまつわる様々な分野の情報サービスを展開している。日本全国の加盟店数は11,182店(2013年12月末)、総掲載物件数は447万件(2013年12月平均)と国内最大規模を誇っている。加盟店に対して利用者からの問合せ数により課金する収益モデルが特徴である。総掲載物件数No.1を武器に、積極的なブランディングプロモーションを展開することで認知度や集客力を高め、業績は順調に拡大している。
総掲載物件数の拡大に加え、広告費の投入による積極的なブランディングやSEO効果によって訪問者数が増加し、2013年3月期の業績は売上高が前期比15.9%増の11,962百万円、営業利益が同67.0%増の1,591百万円と大幅な増収増益となった。
2014年3月期の第3四半期(2013年4月-12月)も、売上高が前年同期比23.3%増の10,408百万円、営業利益が同59.5%増の2,204百万円と好調な業績が継続している。2013年11月13日には2014年3月期の業績予想を増額修正。修正後の売上高は前期比19.4%増の14,282百万円、営業利益は同6.2%増の1,690百万円を見込んでいる。なお、各利益予想に関しては、第3四半期の実績ですでに通期予想を上回っている。3月20日に発表された2014年2月度の月次動向によると、主力の「HOME’S」の業績進捗率は第4四半期(1-3月)ベースで71.4%、通期ベース(2013年4月-2014年2月)で92.4%と順調な伸びを見せている。3月には引越しシーズンのピークを迎えるということもあり、さらに増額修正される可能性もある。
成長戦略としては、再投資による圧倒的No.1の確立と、不動産会社向け業務支援サービスの拡充による不動産業界ビジネスプラットフォームの構築を当面の柱としている。また、海外展開や新規事業の育成も図っていく方針である。
■Check Point
・問合せ数に課金する独自の料金体系により総掲載物件数No.1を実現
・積極的なブランディングプロモーションとSEO対策により訪問者数もNo.1
・総掲載物件数の拡大と集客力の向上が同社の好調な業績を牽引
・既存事業の更なる強化と不動産業界プラットフォームの構築が成長戦略の柱
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<FA>
総掲載物件数の拡大に加え、広告費の投入による積極的なブランディングやSEO効果によって訪問者数が増加し、2013年3月期の業績は売上高が前期比15.9%増の11,962百万円、営業利益が同67.0%増の1,591百万円と大幅な増収増益となった。
2014年3月期の第3四半期(2013年4月-12月)も、売上高が前年同期比23.3%増の10,408百万円、営業利益が同59.5%増の2,204百万円と好調な業績が継続している。2013年11月13日には2014年3月期の業績予想を増額修正。修正後の売上高は前期比19.4%増の14,282百万円、営業利益は同6.2%増の1,690百万円を見込んでいる。なお、各利益予想に関しては、第3四半期の実績ですでに通期予想を上回っている。3月20日に発表された2014年2月度の月次動向によると、主力の「HOME’S」の業績進捗率は第4四半期(1-3月)ベースで71.4%、通期ベース(2013年4月-2014年2月)で92.4%と順調な伸びを見せている。3月には引越しシーズンのピークを迎えるということもあり、さらに増額修正される可能性もある。
成長戦略としては、再投資による圧倒的No.1の確立と、不動産会社向け業務支援サービスの拡充による不動産業界ビジネスプラットフォームの構築を当面の柱としている。また、海外展開や新規事業の育成も図っていく方針である。
■Check Point
・問合せ数に課金する独自の料金体系により総掲載物件数No.1を実現
・積極的なブランディングプロモーションとSEO対策により訪問者数もNo.1
・総掲載物件数の拡大と集客力の向上が同社の好調な業績を牽引
・既存事業の更なる強化と不動産業界プラットフォームの構築が成長戦略の柱
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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