C&Gシステムズ Research Memo(1):国内外シェア拡大と収益源確保で成長期へ
[14/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
C&Gシステムズ<6633>は国内シェア18%超を持つ金型用CAD/CAMシステムの専業メーカーである。発表された2013年12月期の決算は、売上高が3,686百万円(前期比8.8%増)、営業利益が271百万円(同73.1%増)、経常利益が306百万円(同57.8%増)、当期純利益が193百万円(同37.3%増)と好調な結果となった。
会社側では2014年12月期の通期業績を、売上高3,614百万円(前期比1.9%減)、営業利益244百万円(同10.1%減)、経常利益254百万円(同17.1%減)、当期純利益192百万円(同0.4%減)と厳しく予想している。しかしこの予想は、追加で入ると見込まれるスポット的な受注を一切見込んでいない保守的な数値と言える。スポット受注が加われば、この通期予想も上方修正される可能性がある。
中長期の展望では、国内市場は全体としては伸び悩む見通しだが、シェアアップにより売上高の増加を目指す。海外市場には成長の余地があり、米国SolidWorks社のGold Product認定を受けるなど着実に販路を広げている。さらに次の収益源の確保にも力を入れており、これらの施策が実行されていけばさらなる成長が期待できる。
■Check Point
・自社製のCAMは、世界トップクラスの高精度加工を実現
・「Gold Product」認定により世界市場における知名度浸透も
・「次の収益源」としてSI事業と3Dプリンタ事業を育成
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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