ブイキューブ---パイオニア子会社を子会社化で基本合意、売上高の業績予想を上方修正
[14/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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ビジュアルコミュニケーションサービスのブイキューブ<3681>は24日、パイオニア<6773>の100%子会社である、パイオニアソリューションズの子会社化で基本合意したと発表。
同社は成長戦略に掲げる「業界毎のコミュニケーション課題や利用シーンに特化した、より使いやすい業界特化型ソリューションの開発と提供」の1つとして、Web会議システム(オンプレミス型)で国内シェアNO.1のパイオニアソリューションズを子会社化する。これにより、自動車・製造業設計領域、文教などの業界における利用シーンに特化したサービス提供を進めていく。また、同社のクラウド関連技術とパイオニアソリューションズの培ってきた高度な資料共有技術と高品質な音声通信技術の融合により、競争優位性を高めるとともに、市場の拡大を図る狙い。
また、成長戦略の1つである「海外での事業展開」についても共同で取り組み、アジアを中心に海外展開しているサービスインフラと販売網を活用し、パイオニアソリューションズが提供できていなかったアジア地域を中心にした海外への販売強化を進める計画。加えて、24時間365日のカスタマーサポートも提供し、国内外で快適に使えるビジュアルコミュニケーションサービスの提供なども進めていく。
なお、子会社化を受けて売上高の業績予想を上方修正。第2四半期累計売上高を従来予想比19.3%増の1,862百万円、通期売上高を同36.8%増の4,705百万円とした。株式取得に伴うのれん代の償却費用については、売上増による利益増で吸収する。
ブイキューブ<3681>は「アジアナンバーワンのビジュアルコミュニケーションプラットフォーム」を目指して、主に企業・教育機関・官公庁などに向けて、「ASP(クラウド)」型を中心としたビジュアルコミュニケーションサービスの提供を行っている。
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