ソフトクリエH Research Memo(1):デジタルマーケティング事業強化で一段の業績拡大へ
[14/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ソフトクリエイトホールディングス<3371>は、企業のeコマースを支援するECソリューション事業を中核に、システムインテグレーション(SI)やビジネスアプリケーションソフトの開発など幅広く展開している。主力のECソリューション事業では、大手有名ブランド企業を主要顧客とし、800社以上の実績を誇る。業界シェアも過去5年連続でトップを堅持している。
ECソリューション事業における顧客のニーズは、単なるWebサイトの構築・保守・サポートから、収入増大を目指すマーケティング支援へと大きく変化している。同社はニーズの変化に機敏に対応して50人体制のチームを構築し、「Webプロモーション」に注力している。実質的な内容はインターネット広告代理店と類似する部分もあるが、同社は自己の顧客企業において売上を拡大するための施策を打ち出し、事業を拡大する方針だ。
同社はこれまでの事業内容からSI企業とみなされており、それが株価バリュエーションも含めた評価の基盤となっている。しかしながら、同社はSI業界からデジタルマーケティング事業へのかじを切り、専業の広告代理店に劣らないWeb運用支援を展開しようとしている。こうした流れのなかで、相対的にバリュエーションの高いデジタルマーケティング市場の評価が変わり、企業価値の見直しが進むことも期待される。
★Check Point
・主力のECソリューション事業では800社以上の実績を誇る
・足元の業績は計画線で推移、2014年3月期は会社予想達成へ
・株主還元には積極的、今後の増配余地も大きいと推測
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<NT>
ECソリューション事業における顧客のニーズは、単なるWebサイトの構築・保守・サポートから、収入増大を目指すマーケティング支援へと大きく変化している。同社はニーズの変化に機敏に対応して50人体制のチームを構築し、「Webプロモーション」に注力している。実質的な内容はインターネット広告代理店と類似する部分もあるが、同社は自己の顧客企業において売上を拡大するための施策を打ち出し、事業を拡大する方針だ。
同社はこれまでの事業内容からSI企業とみなされており、それが株価バリュエーションも含めた評価の基盤となっている。しかしながら、同社はSI業界からデジタルマーケティング事業へのかじを切り、専業の広告代理店に劣らないWeb運用支援を展開しようとしている。こうした流れのなかで、相対的にバリュエーションの高いデジタルマーケティング市場の評価が変わり、企業価値の見直しが進むことも期待される。
★Check Point
・主力のECソリューション事業では800社以上の実績を誇る
・足元の業績は計画線で推移、2014年3月期は会社予想達成へ
・株主還元には積極的、今後の増配余地も大きいと推測
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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