エイジア Research Memo(6):ROE・営業利益率は高い水準、20%の自己株式の用途に注目
[14/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(3)財務状況と経営指標
同社<2352>の財務状況は表のとおりで、2013年12月末で総資産が990百万円、うち現預金が655百万円、有利子負債が10百万円、自己資本比率は79.2%の水準となっている。また、ROEや営業利益率なども高水準で推移しており(13/3期のROEは特損計上により7.3%に低下しているが、この影響を除けば10%以上の水準)、財務の健全性並びに収益性が優れた企業として評価されよう。
今後のポイントとしては、現在20%を保有する自己株式の使い道にあるが、当面は金庫株として保有して行く方針としており、M&Aでの活用や株価の水準次第では市場で売却する可能性も考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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