PBITS---今期2ケタ増収増益を見込む、中期3ヶ年計画は営業利益を約5倍に
[14/04/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
パイプドビッツ<3831>は3月31日、2014年2月期の連結決算を発表。売上高が25.17億円、営業利益が5.64億円、経常利益が5.65億円、純利益が3.42億円だった。14年2月期より連結財務諸表を作成しているため、13年2月期との増減比較はない。昨年12月に発表した計画では売上高が25.00億円、営業利益が5.50億円、経常利益が5.50億円、純利益が3.30億円であり、計画に沿った着地である。
セグメント業績では情報資産プラットフォーム事業の売上高が21.74億円、営業利益が5.70億円、有効アカウント数は9863件だった。「スパイラル(R)」の機能を大幅に強化したほか、アパレル特化型ECプラットフォーム「スパイラルEC(R)」では、海外対応、会員限定の2つのコンセプトの基にアップデートを行い、海外への販売商機を創出。
会計クラウド「ネットde会計(R)」「ネットde青色申告(R)」では、消費税対応など機能充実をはかった。クラウド型グループウェア×CMS×SNS連携プラットフォーム「スパイラルプレース(R)」はバージョンアップを重ね、顧客ニーズを取り込んでいる。広告事業の売上高は1.04億円、営業損失は0.17億円。有効アカウント数は181件だった。
15年2月期については、売上高が前期比27.1%増の32.00億円、営業利益が同23.9%増の7.00億円、経常利益が同23.7%増の7.00億円、純利益が同22.6%増の4.20億円を計画している。
なお、併せて17年2月期を最終年度とする「中期経営計画 2017」を策定している。17年2月期の売上高目標は14年2月期比3.7倍の92億円、営業利益は同5.0%の28億円を目標としている。中期経営計画 2017 を「次世代型に革新する 3ヶ年」と位置づけ、積極的な投資を行いながらも中期経営計画 2017の最終年度の業績最大化を目指す。
パイプドビッツ<3831>は「情報資産の銀行」 をコンセプトとして、「SPIRAL(スパイラル)」をはじめとする情報資産プラットフォームをクラウド型で提供するIT企業。中堅企業・大企業向けに情報資産プラットフォームを提供するほか、特定の業界(美容業界や建築業界等)向けに自社開発アプリケーションを販売している。
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