サン電子---米子会社を設立、「新機軸インターネットソリューションサービス」開発へ
[14/04/03]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
携帯電話用データ転送機器などを扱うサン電子<6736>は2日、米国に現地法人を設立すると発表。スマートフォンやタブレット端末などスマートデバイスを中心に米国で開発された特殊なマッチングエンジンを活用し、インターネット上でユーザーと企業間(BtoC)や、企業間(BtoB)などを結び付けることができる「新機軸インターネットソリューションサービス」の開発をスタートさせる。
このサービスは、米国での開発を中心にオフショア開発(発注元がソフトウェア開発を海外のソフトウェアベンダ等に委託すること。自国での開発コスト上昇を嫌い、コストの安い地を求めて進出)も活用した新たな開発手法を確立すると共に、同社の開発人員も参加する。新機軸インターネットソリューションサービスは米国と日本国内にてリリースする予定であり、サービス内容については、改めてリリースする。
また、既存事業であるM2Mビジネス(マシーン・ツー・マシーン:機器間の通信)等の米国における市場動向を調査し、米国での新たな事業展開を図ると共に、米国における最新技術・サービスの動向を調査することによる事業創出などを目指す。
商号は「SUNCORP USA, Inc.」(カリフォルニア州サンノゼ)、代表者は山口正則CEOとなる。2015年3月期第1四半期より連結子会社となる予定であり、業績に与える影響は未定。中長期的にグループの連結業績の向上を目指す。
サン電子<6736>はアミューズメント関連機器やモバイルルーターなどの通信機器、ゲームソフトなどの事業を展開しており、その中でも、Cellebrite社の携帯電話データ転送機器や犯罪捜査用システムを取り扱うモバイルデータソリューション事業が近年急成長し、第2の収益の柱となっている。
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