3Dマトリック---「創傷治癒・皮膚再建材」に関する特許取得
[14/04/07]
提供元:株式会社フィスコ
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スリー・ディー・マトリックス<7777>は1日、国内で出願していた「自己組織化ペプチド技術」の創傷治癒・皮膚再建材への適用に関する特許が成立したと発表した。自己組織化ペプチドを創傷部に塗ることで、治癒後の傷跡を残さず、QOL(生活の質)への貢献が期待される。この特許の知見をベースに、米国において臨床応用に向けた創傷治癒材(TDM-511)の開発が進んでいる。なお、TDM-511は同社の主要開発パイプラインの1つである。
同社は2004年設立のバイオマテリアル(医療用材料)のベンチャー企業。米マサチューセッツ工科大学(MIT)で開発された自己組織化ペプチド技術の「独占的・全世界的な事業化権」を保有する。同技術を活用して「吸収性局所止血材」「歯槽骨再建材」「粘膜隆起材」などの製品開発を行っている。2015年4月期の業績は、吸収性局所止血材の国内での製造販売承認スケジュールが進捗することを前提に、事業収益で10,306百万円、営業利益で4,562百万円と急拡大を見込んでいる。
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