テラ---コージンバイオと資本業務提携で樹状細胞培養培地等の開発を加速
[14/04/09]
提供元:株式会社フィスコ
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バイオベンチャーのテラ<2191>は8日、コージンバイオとの資本業務提携を発表。コージンバイオは微生物検査用培地や組織培養用培地の開発、製造、販売などを展開しており、20年以上にわたる実績のもと、大学等研究機関や企業との共同研究を重ねている。
現在、テラ独自の技術「バクセル(R)(Vaccell)」における樹状細胞の培養に用いる培地等の共同開発において共同研究契約を締結しているが、両社の協業体制を強化し、国内および海外への事業展開の推進を目指し、資本業務提携契約を締結した。
テラは、コージンバイオが第三者割当増資により発行する普通株式18,000株を引き受ける。取得価額は1.8億円。コージンバイオに対する所有割合は5.6%となる。
テラ<2191>は、東大医科学研究所発のバイオベンチャー。がんワクチンの一つである「樹状細胞ワクチン療法」(免疫細胞療法)など、細胞医療に関する技術・ノウハウの提供、及び研究開発を事業とし、現在日本初のがん治療用の再生医療等製品として樹状細胞ワクチン「バクセル(R)(Vaccell)」の薬事承認取得を目指している。契約医療機関における累計症例数は約7,600症例(2013年12月末現在)に達する。
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