メディアスHD<3154>放射線機器や内視鏡等診断機器の備品販売が好調
[14/04/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』4月21日放送において、メディアスHD<3154>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■事業概要
同社は、医療機器の販売会社を事業会社に持つ持株会社であり、医療機器の販売・メンテナンス、介護福祉機器の販売・レンタルを主な事業とする。主力の医療機器販売事業では、国内の医療機器メーカー・代理店・商社等より仕入れた医療機器(備品・消耗品)を国内の病院等医療施設に販売している。
■足元の業績に関しては
「地域医療への貢献」を経営理念に掲げ、取引先医療機関への医療機器・医療材料の提供のみならず、手術室業務支援ソフトウェア「サージレーン」や医療材料データベース・医療材料分析サービス「メッカル」の提案等、医療機関の経営改善に繋がる複合的なサービスの推進、最新の医療情報の提供を通じた高付加価値商品の提案営業に努めた結果、上半期業績では、売上高が前年同期比5.4%増の706億円。営業利益は前年比23.0%減の6億円、純利益は同比7.2%減の4.6億円での着地となった。
■セグメント別では
医療機器販売事業では放射線機器や内視鏡等診断機器の備品販売が好調に推移し、消耗品については、循環器関連商品は償還価格の引き下げによる納入価格の低下の影響がありましたが、その他分野における消耗品は提案型営業の推進効果もあり、新規取引の獲得が進みました。この結果、売上高は689.9億円(前年同四半期比5.6%増)となった。
■今後の展開として
M&Aによる規模拡大、メディアスソリューションの活用による営業拡大、スケールメリットを活かしたコストダウン以上3つを基本戦略としている。
これら基本戦略に、プライベートブランドの立ち上げなど新しい商品展開や、インドネシアにおける医療物流プラットフォームの構築に向けた基盤整備を図るなど海外市場の開拓も進める見通し。
■通期業績に関しては
同社の2014年6月期の連結業績予想は、売上高が前期比6.3%増の1425.00億円、営業利益が同3.8%増の14.10億円、純利益が同6.0%増の9.50億円を見込んでいる。なお、第3四半期決算は5月9日に発表される。
■買収締結を発表
3月19日、ジオットの完全子会社化に関する株式譲渡契約と株式交換契約を締結したと発表した。昨年11月に発表した基本合意に基づくもの。
同社は東北エリアでの営業基盤強化を目指しており、福島県で有数の医療機器ディーラーであるジオットの子会社化に至っている。ジオットにおいても、同社が保有するソフトウェアや医療材料データベース等の医療機関の経営改善につながるサービスを提供でき、双方にとってメリットがある。
■足元の株価動向は
流動性が低いことから値がつかないこともあるが、昨年4月に3915円まで上昇した後は、6月安値2140円をボトムにしっかりとした値動きが見られる。週足の一目均衡表では、雲のネジレが生じるタイミング。もみ合いの株価は上向きに変わる可能性も。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
<TM>
■事業概要
同社は、医療機器の販売会社を事業会社に持つ持株会社であり、医療機器の販売・メンテナンス、介護福祉機器の販売・レンタルを主な事業とする。主力の医療機器販売事業では、国内の医療機器メーカー・代理店・商社等より仕入れた医療機器(備品・消耗品)を国内の病院等医療施設に販売している。
■足元の業績に関しては
「地域医療への貢献」を経営理念に掲げ、取引先医療機関への医療機器・医療材料の提供のみならず、手術室業務支援ソフトウェア「サージレーン」や医療材料データベース・医療材料分析サービス「メッカル」の提案等、医療機関の経営改善に繋がる複合的なサービスの推進、最新の医療情報の提供を通じた高付加価値商品の提案営業に努めた結果、上半期業績では、売上高が前年同期比5.4%増の706億円。営業利益は前年比23.0%減の6億円、純利益は同比7.2%減の4.6億円での着地となった。
■セグメント別では
医療機器販売事業では放射線機器や内視鏡等診断機器の備品販売が好調に推移し、消耗品については、循環器関連商品は償還価格の引き下げによる納入価格の低下の影響がありましたが、その他分野における消耗品は提案型営業の推進効果もあり、新規取引の獲得が進みました。この結果、売上高は689.9億円(前年同四半期比5.6%増)となった。
■今後の展開として
M&Aによる規模拡大、メディアスソリューションの活用による営業拡大、スケールメリットを活かしたコストダウン以上3つを基本戦略としている。
これら基本戦略に、プライベートブランドの立ち上げなど新しい商品展開や、インドネシアにおける医療物流プラットフォームの構築に向けた基盤整備を図るなど海外市場の開拓も進める見通し。
■通期業績に関しては
同社の2014年6月期の連結業績予想は、売上高が前期比6.3%増の1425.00億円、営業利益が同3.8%増の14.10億円、純利益が同6.0%増の9.50億円を見込んでいる。なお、第3四半期決算は5月9日に発表される。
■買収締結を発表
3月19日、ジオットの完全子会社化に関する株式譲渡契約と株式交換契約を締結したと発表した。昨年11月に発表した基本合意に基づくもの。
同社は東北エリアでの営業基盤強化を目指しており、福島県で有数の医療機器ディーラーであるジオットの子会社化に至っている。ジオットにおいても、同社が保有するソフトウェアや医療材料データベース等の医療機関の経営改善につながるサービスを提供でき、双方にとってメリットがある。
■足元の株価動向は
流動性が低いことから値がつかないこともあるが、昨年4月に3915円まで上昇した後は、6月安値2140円をボトムにしっかりとした値動きが見られる。週足の一目均衡表では、雲のネジレが生じるタイミング。もみ合いの株価は上向きに変わる可能性も。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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