エイジア<2352>クラウド需要が好調で業界でのシェアも拡大
[14/04/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』4月21日放送において、エイジア<2352>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■事業概要企業向け電子メール配信システムの大手で、「WEBCAS」シリーズの開発・販売及びサービスの提供を行っている。電子メール配信システムの処理能力は業界でトップクラスとなっており、顧客数は大手企業から中小企業に至るまで幅広く、導入実績は約1600社にのぼる。eコマース市場の拡大を背景に、売上高の拡大や顧客満足度の向上を図るためのツールとなる電子メール配信システムの需要は今後も成長拡大が続く見通し。同社では「メールアプリケーションソフトのエイジア」から、「eコマースの売上UPソリューション(アプリケーションソフトと関連サービスの組み合わせ)を世界に提供するエイジア」へ事業領域を拡大中で、海外展開やM&Aも活用しながら長期的には売上高100億円の達成を目指していく模様だ。
■足元の業績は国内景気の回復を追い風に、eコマース売上UPを図るためのツールとして、「WEBCAS」シリーズの販売が好調に推移している。特に、クラウドサービスでカスタムニーズにも対応できる開発力を有しているのは同社のみで、業界でのシェアも拡大している模様だ。技術コンサルティングや研究開発、営業部門の人員をここ1年間で1.36倍に強化し、受注対応能力の拡大を進めてきたことも、売上好調につながっている。2014年3月期の連結業績は、売上高で前期比20.7%増、営業利益で同27.8%増と2ケタ増収増益を見込んでいる。第3四半期末までの 進捗率は営業利益ベースで93%に達しており、計画を上回る公算は大きい。
■通期に関しては2015年3月期に関しても、eコマース市場の拡大を背景に「WEBCAS」シリーズの売上成長は続く見通しで、業績は2ケタ増収増益基調が続く見通しだ。特に、付加価値の高いクラウドサービスを中心にストック型の売上比率が全体の7割を占めるまで成長していることで、安定的な売上成長と収益性の向上が見込まれることも同社の注目ポイントとなる。豊富な手元資金を使ったM&Aも行っており、積極的な事業展開が注目される。
■今後の成長戦略に関して同社は長期的には売上高100億円の達成を目指していく。売上高の構成としては、アプリケーション事業、サービスソリューション事業、海外事業で各3分の1程度の構成を目指している。企業の販売促進活動において、効率的な各種マーケティングサービスをワンストップで顧客に提供するビジネスモデルを構築し、当該分野でリーダー的な地位を獲得することを目標としている。サービスソリューション事業の強化もその一環で、今後も自社開発ソフトに関連するサービスソリューションを組み合わせることで、事業の一段の成長を図っていく方針だ。一方、海外事業に関しても東南アジア各国で2013年3月期より少しずつ実績が出始めている。2014年3月期においては、国内の需要が想定以上に旺盛になってきており、人的リソースの兼ね合いもあって海外での積極的な事業展開は見送る方針だが、国内事業が順調に拡大していけば、海外への事業展開に関しても2015年3月期以降、加速していくものと思われる。
ラジオNIKKEI マーケットプレス『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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■事業概要企業向け電子メール配信システムの大手で、「WEBCAS」シリーズの開発・販売及びサービスの提供を行っている。電子メール配信システムの処理能力は業界でトップクラスとなっており、顧客数は大手企業から中小企業に至るまで幅広く、導入実績は約1600社にのぼる。eコマース市場の拡大を背景に、売上高の拡大や顧客満足度の向上を図るためのツールとなる電子メール配信システムの需要は今後も成長拡大が続く見通し。同社では「メールアプリケーションソフトのエイジア」から、「eコマースの売上UPソリューション(アプリケーションソフトと関連サービスの組み合わせ)を世界に提供するエイジア」へ事業領域を拡大中で、海外展開やM&Aも活用しながら長期的には売上高100億円の達成を目指していく模様だ。
■足元の業績は国内景気の回復を追い風に、eコマース売上UPを図るためのツールとして、「WEBCAS」シリーズの販売が好調に推移している。特に、クラウドサービスでカスタムニーズにも対応できる開発力を有しているのは同社のみで、業界でのシェアも拡大している模様だ。技術コンサルティングや研究開発、営業部門の人員をここ1年間で1.36倍に強化し、受注対応能力の拡大を進めてきたことも、売上好調につながっている。2014年3月期の連結業績は、売上高で前期比20.7%増、営業利益で同27.8%増と2ケタ増収増益を見込んでいる。第3四半期末までの 進捗率は営業利益ベースで93%に達しており、計画を上回る公算は大きい。
■通期に関しては2015年3月期に関しても、eコマース市場の拡大を背景に「WEBCAS」シリーズの売上成長は続く見通しで、業績は2ケタ増収増益基調が続く見通しだ。特に、付加価値の高いクラウドサービスを中心にストック型の売上比率が全体の7割を占めるまで成長していることで、安定的な売上成長と収益性の向上が見込まれることも同社の注目ポイントとなる。豊富な手元資金を使ったM&Aも行っており、積極的な事業展開が注目される。
■今後の成長戦略に関して同社は長期的には売上高100億円の達成を目指していく。売上高の構成としては、アプリケーション事業、サービスソリューション事業、海外事業で各3分の1程度の構成を目指している。企業の販売促進活動において、効率的な各種マーケティングサービスをワンストップで顧客に提供するビジネスモデルを構築し、当該分野でリーダー的な地位を獲得することを目標としている。サービスソリューション事業の強化もその一環で、今後も自社開発ソフトに関連するサービスソリューションを組み合わせることで、事業の一段の成長を図っていく方針だ。一方、海外事業に関しても東南アジア各国で2013年3月期より少しずつ実績が出始めている。2014年3月期においては、国内の需要が想定以上に旺盛になってきており、人的リソースの兼ね合いもあって海外での積極的な事業展開は見送る方針だが、国内事業が順調に拡大していけば、海外への事業展開に関しても2015年3月期以降、加速していくものと思われる。
ラジオNIKKEI マーケットプレス『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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