ソフトブレーン---1Qは大幅な増収増益、従業員向け株式交付制度ESOP信託を発足も
[14/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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SFA/CRM(営業支援/顧客管理)ソフト大手のソフトブレーン<4779>は25日、2014年12月期の第1四半期(2014年1-3月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比24.3%増の12.26億円、営業利益が同87.2%増の1.45億円、経常利益が同92.5%増の1.44億円、純利益が同31.3%増の0.62億円と大幅な増収増益となった。
売上高では、主力事業の「eセールスマネージャー関連事業」と「フィールドマーケティング事業」などで業績が堅調に推移した。利益面では、増収効果に加えて「システム開発事業」における事業構造改革の実施による赤字幅の大幅縮小が増益に寄与した格好だ。
中間決算に向けて、引き続き主力の「eセールスマネージャー」において新機能の追加や販売チャネルの拡大を進めるほか、「システム開発事業」で進めている事業構造改革に取り組む。「フィールドマーケティング事業」についても、業務アウトソーシング化の流れの中で、拡大基調が続く見通し。
2014年12月期の通期業績予想は、1月に発表した期初計画を据え置いている。売上高が前期比8.7%増の48.00億円、営業利益が同7.6%増の5.30億円、経常利益が同7.6%増の5.30億円、純利益が同36.1%減の2.50億円を見込む。
同社は、企業の営業課題を解決、支援するためのSFA/CRM(営業支援/顧客管理)ソフトの大手。SFAの分野では国内で2〜3割の市場シェアを握る。子会社で展開しているフィールドマーケティング事業が第2の収益柱に成長。
なお、決算発表と同時に、従業員向け株式交付制度「株式付与ESOP信託(ESOP信託)」の導入を発表した。5月13日付で、自己株式150,000株を0.19億円でESOP信託に対して第三者割当によって処分する。従業員に対して自社株式を交付することで、従業員の帰属意識の醸成と経営参画意識を持たせ、長期的な業績向上や株価上昇に対する意欲や士気の高揚を図り、中長期的な企業価値向上を図ることを目的としている。
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