ネクスト<2120>不動産関連事業を基盤に海外展開や新規事業の開拓進める
[14/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』4月24日放送において、ネクスト<2120>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■会社概要
不動産・住宅情報サイト「HOME’S(ホームズ)」の運営を主力として、金融情報サイトや地域情報サイトなど、暮らしにまつわる様々な分野の情報サービスを展開している。「HOME’S」は、全国の賃貸・不動産売買、新築一戸建て、新築分譲マンション、注文住宅・リフォームなど、住まいの情報をワンストップで提供しており、日本全国の加盟店数は11,182店(2013年12月末)、総掲載物件数は447万件(2013年12月平均)と国内最大規模を誇っている。
■「HOME’S」の特徴
「HOME’S」の最大の特徴は、総掲載物件数No.1を誇るところにある。総掲載物件数No.1のポジショニングを確立したことで、利用者を惹きつけ、それによって加盟店数や総掲載物件数がさらに増えるといったプラスの循環が成立しており、それが同社の業績を牽引している。
なお、同社が総掲載物件数No.1を確立できたのは、2011年から3年間かけて実践してきた4P戦略、すなわちプライス戦略(課金形式の変更)、プロダクト戦略(サイトリニューアル)、プロモーション戦略(ブランディングプロモーション)、プレイスメント戦略(営
業戦略)によりビジネスを進化させてきたことによる。
■業界の状況
国内で不動産情報サービスを展開する類似サイトは数多く存在するものの、同社「HOME’S」の他には、リクルートの運営する「SUUMO」や、「YAHOO!不動産」「CHINTAI」「at home」が大手として挙げられる。日経トレンディの調査によれば、総掲載物件数で「HOME’S」が圧倒的にNo.1のポジショニングにある。
同社では流通している空き家物件数が概ね500〜550万件と推定しており、創業の想いである日本中のすべての物件情報を網羅することを目標としている。同社の場合、利用者からの問合せが増えれば業績が伸びる収益モデルのため、仮に総掲載物件数が飽和状態に達したとしても、すべての物件をカバーすることで集客力を高めるメリットのほうが大きい。また、総掲載物件数及び集客力で優位に立つサイトがますますメディアとしての価値を高めていくネットワーク外部性が働くことから、今後上位への寡占化が進む可能性が考えられ、他社のシェアを取り込むことで成長する余地も考えられる。
■成長戦略
暮らしにまつわるあらゆる領域の情報(データベース)を活用して、各利用者に最適な情報を提供していくサービス(コミュニケーション&コンシェルジュサービス)を展開するものである。その実現に向けた成長戦略は、既存事業の強化を軸として、海外展開や新規事業の開拓による4つの事象をそれぞれ進めていく方針である。
特に、国内の「HOME’S」への再投資による圧倒的No.1の確立と、不動産会社向け業務支援サービスの拡充による不動産業界ビジネスプラットフォームの構築が当面における戦略の柱となっており、引き続き不動産関連事業を基盤としながら、海外展開や新規事業による上乗せを図っていく計画である。また、目標とする経営指標としては、営業利益率25%を掲げている。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
<TM>
■会社概要
不動産・住宅情報サイト「HOME’S(ホームズ)」の運営を主力として、金融情報サイトや地域情報サイトなど、暮らしにまつわる様々な分野の情報サービスを展開している。「HOME’S」は、全国の賃貸・不動産売買、新築一戸建て、新築分譲マンション、注文住宅・リフォームなど、住まいの情報をワンストップで提供しており、日本全国の加盟店数は11,182店(2013年12月末)、総掲載物件数は447万件(2013年12月平均)と国内最大規模を誇っている。
■「HOME’S」の特徴
「HOME’S」の最大の特徴は、総掲載物件数No.1を誇るところにある。総掲載物件数No.1のポジショニングを確立したことで、利用者を惹きつけ、それによって加盟店数や総掲載物件数がさらに増えるといったプラスの循環が成立しており、それが同社の業績を牽引している。
なお、同社が総掲載物件数No.1を確立できたのは、2011年から3年間かけて実践してきた4P戦略、すなわちプライス戦略(課金形式の変更)、プロダクト戦略(サイトリニューアル)、プロモーション戦略(ブランディングプロモーション)、プレイスメント戦略(営
業戦略)によりビジネスを進化させてきたことによる。
■業界の状況
国内で不動産情報サービスを展開する類似サイトは数多く存在するものの、同社「HOME’S」の他には、リクルートの運営する「SUUMO」や、「YAHOO!不動産」「CHINTAI」「at home」が大手として挙げられる。日経トレンディの調査によれば、総掲載物件数で「HOME’S」が圧倒的にNo.1のポジショニングにある。
同社では流通している空き家物件数が概ね500〜550万件と推定しており、創業の想いである日本中のすべての物件情報を網羅することを目標としている。同社の場合、利用者からの問合せが増えれば業績が伸びる収益モデルのため、仮に総掲載物件数が飽和状態に達したとしても、すべての物件をカバーすることで集客力を高めるメリットのほうが大きい。また、総掲載物件数及び集客力で優位に立つサイトがますますメディアとしての価値を高めていくネットワーク外部性が働くことから、今後上位への寡占化が進む可能性が考えられ、他社のシェアを取り込むことで成長する余地も考えられる。
■成長戦略
暮らしにまつわるあらゆる領域の情報(データベース)を活用して、各利用者に最適な情報を提供していくサービス(コミュニケーション&コンシェルジュサービス)を展開するものである。その実現に向けた成長戦略は、既存事業の強化を軸として、海外展開や新規事業の開拓による4つの事象をそれぞれ進めていく方針である。
特に、国内の「HOME’S」への再投資による圧倒的No.1の確立と、不動産会社向け業務支援サービスの拡充による不動産業界ビジネスプラットフォームの構築が当面における戦略の柱となっており、引き続き不動産関連事業を基盤としながら、海外展開や新規事業による上乗せを図っていく計画である。また、目標とする経営指標としては、営業利益率25%を掲げている。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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