エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>不動産業界の回復を背景にエスクローサービス事業が好調
[14/05/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』5月8日放送において、エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■企業概要
不動産及び金融業務の取引支援のノウハウを生かし、不動産取引・金融取引における関係者の業務を一貫して支援できるトータルなワンストップ専門サービスを目指している。
具体的には、金融機関、司法書士及び不動産・建設業者といった不動産取引・金融取引の関係者に対して、事務の合理化・効率化や事務の信頼性を向上させるための各種サービスを提供している。
■エスクローサービス事業
エスクローサービス事業では、不動産取引の関係者に対して、取引に係る事務の信頼性を高めるためのシステムやIT化対応サービス、マイホーム建築工事に関して引渡しまでのサポートを行う建物完成・引渡しサポートサービス、取引の決済に関する安全性向上のためのエスクロー口座の提供を主に行っている。
■BPO事業
BPO事業では、大手銀行や地方銀行、ネット銀行、モーゲージバンクその他事業会社のファイナンス子会社といった金融機関のローコストオペレーションニーズを背景として、同社の不動産取引・金融取引における専門性を生かし、融資に関する事務の業務受託、人材派遣、不動産物件調査、金銭消費貸借契約締結に係る事務代行等(クロージング)を行っている。
■業績面について
14年2月期売上高は前期比9.2%増の12億7600万円、営業利益は同10.9%増の3億3000万円と増収増益で着地。エスクローサービス事業においては、同社のシステムを利用している司法書士の登記受任件数が、不動産業界の回復基調を背景に堅調に推移した。
15年2月期は売上高が前期比7.9%増の13億7700万円、営業利益が同3.6%減の3億1800万円と増収・減益見通し。3月末の新規上場による調達資金を効果的に活用し、IT投資によるサーバー増強やサービス拡充を図ると同時に信託スキームや建物完成・引渡しサポートサービスをクライアントニーズにより適合したサービス内容に改良することで、収益性の高いエスクローサービス事業の推進する方針。
■中長期的な見通し
不動産市況には底入れ感が強まっているほか、アベノミクス効果を背景にデフレ脱却期待も高まる中で、不動産投資に対する関心が高まっていることが追い風。また、マンションの販売が増加しているだけでなく、オフィスの取引も活況となっており、2020年の東京オリンピックに向けて不動産取引額は右肩上がりの拡大が続く見込み。エスクローサービスは日本ではまだ馴染みがないものの、米国などでは認知度が高く、不動産取引量の拡大を背景に同事業の拡大も期待される。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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■企業概要
不動産及び金融業務の取引支援のノウハウを生かし、不動産取引・金融取引における関係者の業務を一貫して支援できるトータルなワンストップ専門サービスを目指している。
具体的には、金融機関、司法書士及び不動産・建設業者といった不動産取引・金融取引の関係者に対して、事務の合理化・効率化や事務の信頼性を向上させるための各種サービスを提供している。
■エスクローサービス事業
エスクローサービス事業では、不動産取引の関係者に対して、取引に係る事務の信頼性を高めるためのシステムやIT化対応サービス、マイホーム建築工事に関して引渡しまでのサポートを行う建物完成・引渡しサポートサービス、取引の決済に関する安全性向上のためのエスクロー口座の提供を主に行っている。
■BPO事業
BPO事業では、大手銀行や地方銀行、ネット銀行、モーゲージバンクその他事業会社のファイナンス子会社といった金融機関のローコストオペレーションニーズを背景として、同社の不動産取引・金融取引における専門性を生かし、融資に関する事務の業務受託、人材派遣、不動産物件調査、金銭消費貸借契約締結に係る事務代行等(クロージング)を行っている。
■業績面について
14年2月期売上高は前期比9.2%増の12億7600万円、営業利益は同10.9%増の3億3000万円と増収増益で着地。エスクローサービス事業においては、同社のシステムを利用している司法書士の登記受任件数が、不動産業界の回復基調を背景に堅調に推移した。
15年2月期は売上高が前期比7.9%増の13億7700万円、営業利益が同3.6%減の3億1800万円と増収・減益見通し。3月末の新規上場による調達資金を効果的に活用し、IT投資によるサーバー増強やサービス拡充を図ると同時に信託スキームや建物完成・引渡しサポートサービスをクライアントニーズにより適合したサービス内容に改良することで、収益性の高いエスクローサービス事業の推進する方針。
■中長期的な見通し
不動産市況には底入れ感が強まっているほか、アベノミクス効果を背景にデフレ脱却期待も高まる中で、不動産投資に対する関心が高まっていることが追い風。また、マンションの販売が増加しているだけでなく、オフィスの取引も活況となっており、2020年の東京オリンピックに向けて不動産取引額は右肩上がりの拡大が続く見込み。エスクローサービスは日本ではまだ馴染みがないものの、米国などでは認知度が高く、不動産取引量の拡大を背景に同事業の拡大も期待される。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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