ジャストプランニング Research Memo(5):2期連続の増収、6期ぶりの営業増益で収益低迷期から脱出へ
[14/05/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算概要
(1)2014年1月期連結業績
2014年3月14日付で発表されたジャストプランニング<4287>の2014年1月期の連結業績は、売上高が前期比10.1%増の1,833百万円、営業利益が同1.5%増の423百万円、経常利益が同1.4%増の420百万円、当期純利益が同183.8%増の683百万円となった。会社計画は売上高、利益ともに若干下回ったものの、売上高は2期連続増収となり、営業利益は6期ぶりの増益に転じるなど、長らく続いた収益低迷から脱しつつあることが確認される決算となった。
事業セグメント別では売上高、利益ともに、システムソリューション事業、物流ソリューション事業が牽引し、主力のASP事業に関しては伸び悩む格好となった。会社計画から未達となった要因も、ASP事業の売上高が想定を下回ったことが大きく影響している。また、一部開発中だったプロジェクト案件が顧客理由により、消滅したことも響いた。
売上構成比の変化により、原価率が前期比2.7ポイント上昇の54.1%となったことで、売上高営業利益率は2.0ポイント低下の23.1%となった。なお、当期は特別利益として投資有価証券売却益704百万円(デジタルガレージ<4819>株)を計上したことで、当期純利益は大幅増益となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(1)2014年1月期連結業績
2014年3月14日付で発表されたジャストプランニング<4287>の2014年1月期の連結業績は、売上高が前期比10.1%増の1,833百万円、営業利益が同1.5%増の423百万円、経常利益が同1.4%増の420百万円、当期純利益が同183.8%増の683百万円となった。会社計画は売上高、利益ともに若干下回ったものの、売上高は2期連続増収となり、営業利益は6期ぶりの増益に転じるなど、長らく続いた収益低迷から脱しつつあることが確認される決算となった。
事業セグメント別では売上高、利益ともに、システムソリューション事業、物流ソリューション事業が牽引し、主力のASP事業に関しては伸び悩む格好となった。会社計画から未達となった要因も、ASP事業の売上高が想定を下回ったことが大きく影響している。また、一部開発中だったプロジェクト案件が顧客理由により、消滅したことも響いた。
売上構成比の変化により、原価率が前期比2.7ポイント上昇の54.1%となったことで、売上高営業利益率は2.0ポイント低下の23.1%となった。なお、当期は特別利益として投資有価証券売却益704百万円(デジタルガレージ<4819>株)を計上したことで、当期純利益は大幅増益となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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