EMシステムズ---2014年3月期は2ケタ増収増益、新システムをテコに事業拡大の持続を目指す
[14/05/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
イーエムシステムズ<4820>は13日、2014年3月期決算を発表した。連結業績は、売上高が前期比10.8%増の113.69億円、営業利益が同38.2%増の16.72億円、経常利益が同29.4%増の22.84億円、純利益が同32.0%増の14.20億円と、2ケタ増収増益を達成した。
調剤薬局向けシステムでは、前期第4四半期(2013年1月-3月期)の販売が好調だった反動や、診療報酬改定を前に顧客の投資意欲が冷え込んだことが影響した。一方、医事会計システム及び電子カルテシステムでは、2013年9月にユニコン西日本(現ユニコン)を連結子会社としたことに伴い販売件数が大幅に増加した。利益面では、ストックビジネスによる課金収入が着実に増加したことが大幅な営業増益に寄与した。
また、決算発表と同時に、2015年3月期を初年度とする中期経営計画を発表した。調剤薬局向けシステムについて、旧システム「Recepty」から「Recepty NEXT」への移行が2015年3月期に完了する見込みであることから、他社ユーザー及び新規ユーザーを獲得するための営業体制の見直しを図り、今後も継続した事業拡大を目指す。また、医科システム事業では、ユニコンと営業活動を融合することにより医科システムの更なる拡販に注力する。中計の最終年度となる2017年3月期には、売上高134.32億円、営業利益20.40億円、経常利益25.76億円、純利益16.51億円を目指す。
なお、2015年3月期の業績予想は、売上高が前期比6.4%増の120.96億円、営業利益が同0.1%増の16.73億円、経常利益が同3.7%減の22.00億円、純利益が同0.7%減の14.10億円を見込んでいる。
同社は、調剤薬局で使用されるレセプトコンピュータ(レセコン)や診療所で使用される電子カルテシステムなどの情報システムを扱う。主力の調剤薬局向けシステムでは業界トップの導入実績を誇る。近年は電子カルテシステムや複数店舗の情報を統括するシステム、投与薬の情報や投薬歴などを24時間いつでも照会できるシステムなどにも注力している。
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調剤薬局向けシステムでは、前期第4四半期(2013年1月-3月期)の販売が好調だった反動や、診療報酬改定を前に顧客の投資意欲が冷え込んだことが影響した。一方、医事会計システム及び電子カルテシステムでは、2013年9月にユニコン西日本(現ユニコン)を連結子会社としたことに伴い販売件数が大幅に増加した。利益面では、ストックビジネスによる課金収入が着実に増加したことが大幅な営業増益に寄与した。
また、決算発表と同時に、2015年3月期を初年度とする中期経営計画を発表した。調剤薬局向けシステムについて、旧システム「Recepty」から「Recepty NEXT」への移行が2015年3月期に完了する見込みであることから、他社ユーザー及び新規ユーザーを獲得するための営業体制の見直しを図り、今後も継続した事業拡大を目指す。また、医科システム事業では、ユニコンと営業活動を融合することにより医科システムの更なる拡販に注力する。中計の最終年度となる2017年3月期には、売上高134.32億円、営業利益20.40億円、経常利益25.76億円、純利益16.51億円を目指す。
なお、2015年3月期の業績予想は、売上高が前期比6.4%増の120.96億円、営業利益が同0.1%増の16.73億円、経常利益が同3.7%減の22.00億円、純利益が同0.7%減の14.10億円を見込んでいる。
同社は、調剤薬局で使用されるレセプトコンピュータ(レセコン)や診療所で使用される電子カルテシステムなどの情報システムを扱う。主力の調剤薬局向けシステムでは業界トップの導入実績を誇る。近年は電子カルテシステムや複数店舗の情報を統括するシステム、投与薬の情報や投薬歴などを24時間いつでも照会できるシステムなどにも注力している。
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