アールテック---網膜色素変性治療薬として開発中のウノプロストンの研究結果を国際学会ARVO2014で発表
[14/05/21]
提供元:株式会社フィスコ
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創薬ベンチャーのアールテック・ウエノ<4573>は19日、網膜色素変性治療薬として開発中のウノプロストンの研究結果を国際学会ARVO2014で発表した。ウノプロストン(開発コード:UF-021)について、2014年5月4日から米国フロリダ州オーランドにて開催された眼科学で権威のある国際学会「The Association for Research in Vision and Ophthalmology 2014」(以下ARVO 2014)において、東北大学とのドラッグデリバリーシステムについての共同研究結果について発表した。
東北大学大学院医学系研究科の永井展裕助教は「薬物徐放デバイスを用いた2剤での経強膜投与による光網膜障害ラットによる視細胞保護効果」を発表。永井助教等は、ウノプロストンとエダラボンを独立して徐放可能な経強膜投与による複合デバイスを用いて、網膜光障害ラットに対する保護効果を評価した。この結果により複数の薬剤を含む経強膜投与デバイスによって、低侵襲な方法で持続的に網膜を保護する方法を提供できることが期待される。また、現在第3相臨床試験が進行している網膜色素変性治療に対するウノプロストン点眼液は、一定頻度での点眼が必要だが、このドラッグデリバリーシステム製剤の開発が行われれば、数回の点眼が難しい高齢や視力が弱い患者様でも、ウノプロストン治療薬が使えるようになる。
アールテック・ウエノ<4573>は、眼科・皮膚科向けに特化した創薬ベンチャー企業。緑内障・高眼圧症治療薬である「レスキュラ(R)点眼液」の製造販売、便秘症治療薬「アミティーザ(R)カプセル」の受託製造など既に収益化している事業があり、創薬にかかる開発費や安定配当を継続できるだけの収益力、財務体質を確立している。また、開発テーマは医師目線でのニーズが高い医薬品にターゲットを絞り、ミドルリスクでハイリターンが得られる分野に絞っている。
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東北大学大学院医学系研究科の永井展裕助教は「薬物徐放デバイスを用いた2剤での経強膜投与による光網膜障害ラットによる視細胞保護効果」を発表。永井助教等は、ウノプロストンとエダラボンを独立して徐放可能な経強膜投与による複合デバイスを用いて、網膜光障害ラットに対する保護効果を評価した。この結果により複数の薬剤を含む経強膜投与デバイスによって、低侵襲な方法で持続的に網膜を保護する方法を提供できることが期待される。また、現在第3相臨床試験が進行している網膜色素変性治療に対するウノプロストン点眼液は、一定頻度での点眼が必要だが、このドラッグデリバリーシステム製剤の開発が行われれば、数回の点眼が難しい高齢や視力が弱い患者様でも、ウノプロストン治療薬が使えるようになる。
アールテック・ウエノ<4573>は、眼科・皮膚科向けに特化した創薬ベンチャー企業。緑内障・高眼圧症治療薬である「レスキュラ(R)点眼液」の製造販売、便秘症治療薬「アミティーザ(R)カプセル」の受託製造など既に収益化している事業があり、創薬にかかる開発費や安定配当を継続できるだけの収益力、財務体質を確立している。また、開発テーマは医師目線でのニーズが高い医薬品にターゲットを絞り、ミドルリスクでハイリターンが得られる分野に絞っている。
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