ソフトブレーン Research Memo(1):主力SFA ソフトの商品力強化で業績は堅調に推移へ
[14/05/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ソフトブレーン<4779>は、企業の営業課題解決を支援するためのSFA/CRM(営業支援/顧客管理)ソフトの大手で、SFAの分野では国内で2〜3割の市場シェアを握る。子会社で展開しているフィールドマーケティング事業が第2の収益の柱に成長している。
2014年12月期第1四半期(2014年1-3月期)の連結業績は、売上高が前年同期比24.3%増の1,226百万円、営業利益が同87.2%増の145百万円と順調な滑り出しとなった。主力の「eセールスマネージャー関連事業」「フィールドマーケティング事業」を中心にすべてのセグメントで増収となったほか、利益面でも事業構造改革を実施した「システム開発事業」を中心に2四半期連続で2ケタ増益となるなど、回復基調が続いた。
2014年12月期は、売上高が前期比8.7%増の4,800百万円、営業利益が同7.6%増の530百万円を見込む。主力の営業支援ソフト「eセールスマネージャー」は、操作性の向上を図るため大幅なデザイン刷新を2月末に行ったほか、期中にタイムライン機能や表計算ソフトとの連携など複数の機能追加を予定しており、商品力がさらに強化される見通し。大塚商会<4768>やアイ・ティー・エックス(以下、ITX)との業務提携による販売チャネル拡大効果もあって、同事業の売上高は2ケタ成長が予想される。その他の事業セグメントにおいても、国内景気の回復を追い風に堅調に推移する見通しだ。
スマートフォンやタブレット端末などスマートデバイスの普及によって、営業支援ソフトの成長ポテンシャルはこれまで以上に高まっている。営業支援ソフトの導入企業数は国内で約2万社程度という普及率の低さもあり、今後成長が加速していくことも十分考えられる。同社では「使い勝手No.1」の営業支援ソフトとして機能拡充を進めていくと同時に、販売チャネルの拡充を図りながら同事業の成長拡大を目指していく方針だ。
■Check Point
・1Qは四半期ベースで2四半期連続の増収増益、回復色が鮮明に
・自己資本比率は66.0%まで上昇、ネットキャッシュも大幅プラスに
・通期業績は主力2事業がけん引して2期ぶり増益に転じる見通し
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<NO>
2014年12月期第1四半期(2014年1-3月期)の連結業績は、売上高が前年同期比24.3%増の1,226百万円、営業利益が同87.2%増の145百万円と順調な滑り出しとなった。主力の「eセールスマネージャー関連事業」「フィールドマーケティング事業」を中心にすべてのセグメントで増収となったほか、利益面でも事業構造改革を実施した「システム開発事業」を中心に2四半期連続で2ケタ増益となるなど、回復基調が続いた。
2014年12月期は、売上高が前期比8.7%増の4,800百万円、営業利益が同7.6%増の530百万円を見込む。主力の営業支援ソフト「eセールスマネージャー」は、操作性の向上を図るため大幅なデザイン刷新を2月末に行ったほか、期中にタイムライン機能や表計算ソフトとの連携など複数の機能追加を予定しており、商品力がさらに強化される見通し。大塚商会<4768>やアイ・ティー・エックス(以下、ITX)との業務提携による販売チャネル拡大効果もあって、同事業の売上高は2ケタ成長が予想される。その他の事業セグメントにおいても、国内景気の回復を追い風に堅調に推移する見通しだ。
スマートフォンやタブレット端末などスマートデバイスの普及によって、営業支援ソフトの成長ポテンシャルはこれまで以上に高まっている。営業支援ソフトの導入企業数は国内で約2万社程度という普及率の低さもあり、今後成長が加速していくことも十分考えられる。同社では「使い勝手No.1」の営業支援ソフトとして機能拡充を進めていくと同時に、販売チャネルの拡充を図りながら同事業の成長拡大を目指していく方針だ。
■Check Point
・1Qは四半期ベースで2四半期連続の増収増益、回復色が鮮明に
・自己資本比率は66.0%まで上昇、ネットキャッシュも大幅プラスに
・通期業績は主力2事業がけん引して2期ぶり増益に転じる見通し
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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