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ADワークス---第1四半期の業績見通し(フォーキャスト)を公表

注目トピックス 日本株
不動産会社のエー・ディー・ワークス<3250>は30日、第1四半期(2014年4月-6月期)の連結業績フォーキャストを発表した。同社では、その時点におけるグループ全体の確度の高い情報及び合理的であると判断される情報に基づき、当該四半期における業績進捗の見通しを「フォーキャスト」として適時更新し開示している。

第1四半期の業績見通しは、売上高が前年同期比46.0%減の16.82億円、EBITDAが同33.4%減の1.36億円、経常利益が同49.5%減の0.85億円。通期業績計画に対する進捗率はそれぞれ13.2%、17.3%、17.1%となっている。

コミットメント型ライツ・オファリング(上場型新株予約権の無償割当て)による約22億円の資金調達が2013年12月に完了、2014年3月には2015年3月期を初年度とする3ヵ年の「第4次中期経営計画」を発表。その中で、同社は収益不動産の販売に依存する収益モデルから、収益不動産の売却益に加え、収益不動産残高の拡大による賃料収入の増加を図ることで、収益安定化モデルへと転換していく方針を公表。3年後の2017年3月期の収益不動産の平均残高は、2014年3月期末から約2倍となる150億円(ガイダンス)も併せて公表。

一方で、2015年3月期については、昨年以降の不動産価格の上昇や消費増税の影響などを考慮し、慎重に仕入活動に取り組む必要があると判断、保守的に計画を策定している。なお、通期業績計画(経営目標であって、業績の見通しとは異なる)は、売上高が前期比10.1%増の127.00億円、EBITDAが同3.2%減の7.87億円、経常利益が同11.0%増の5.00億円。

同社は、収益不動産の仕入れから、バリューアップ、販売、アフターケアまでを手掛ける不動産会社である。個人富裕層向けを中心に、投資用一棟賃貸マンションなどの収益不動産物件をリノベーションして販売する収益不動産事業と、保有不動産の売却までの期間に得られる賃貸収入や販売後のプロパティ・マネジメント収入などで構成されるストック型フィービジネス事業が両輪。



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