SBSHD---SBSゼンツウが新たな食品物流拠点として川口営業所を開設
[14/06/02]
提供元:株式会社フィスコ
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総合物流のSBSホールディングス<2384>は5月29日、食品物流・食品個配を担う子会社SBSゼンツウが、業務拡大に伴い新たな食品物流拠点として川口営業所の開設すると発表した。浦和営業所の業務を移管する格好で、31日より業務を開始している。
SBSゼンツウは、冷凍・チルド・ドライの3温度帯食品物流に特化し、輸送、物流センター運営、流通加工、会員・組合員向けの個配まで幅広い業務を手掛ける。保有車両は約1千台で関東を中心に全国各地で運行している。
浦和営業所では、生協向けに冷凍・冷蔵食品などの入出荷、青果物の小分け加工、センターやデポへの配送などを行ってきたが、近年業務が拡大し手狭になってきたことから、埼玉県川口市内の施設を賃貸し川口営業所として開設する。川口営業所は首都高速や東京外環道に約10分でアクセスできるうえ、物流センターの延床面積は浦和営業所の約2倍、冷蔵庫は同2倍、冷凍庫は同6倍となる。さらに、定温機能付き前室や最新の温度管理システム、ドッグシェルター(トラックと入出荷口との隙間を埋め、空気の流出入による室温の変化を防ぐ装置)19基など3温度帯食品物流拠点として十分な機能を備えている。
同社は、輸送・配送、倉庫・物流センター、流通加工から国際物流、3PL(サードパーティー・ロジスティクスの略、顧客企業の物流機能の全体や一部の業務受託)に至るまで物流事業を総合的に展開する。不動産流動化事業も手掛ける。
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