博展Research Memo(1):新規事業やグローバル展開が今後の成長をけん引
[14/06/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
博展<2173>は、展示会や販促イベントの企画・運営など、人と人とが直接出会う場(空間)におけるマーケティングを支援する。新規事業として、セミナーやコンファレンスの開催支援、店舗・ショールーム等の企画・施工、ITを駆使したデジタルマーケティング支援など顧客ニーズの高い分野にも注力。顧客との直接取引を主体としたワンストップソリューションによる差別化を図っており、リピート顧客に支えられた高い指名受注率を特徴としている。
2014年3月期の業績は、売上高が前期比13.8%増の5,604百万円、営業利益が同27.4%減の272百万円と増収減益だった。新規事業の本格始動が増収に寄与したものの、戦略的チャレンジ案件を積極的に取り組んだことに加えて、人材獲得やM&A関連費用など、売上成長のための先行投資的な費用負担により減益となった。
2015年3月期の業績予想は、売上高が前期比16.0%増の6,500百万円、営業利益が同21.1%増の330百万円と増収増益を見込んでいる。前期と同様、新規事業が同社の成長をけん引する見通し。利益面では、先行投資的な費用負担が継続することから、緩やかな営業利益率の上昇を予想している。
5月15日には、2017年3月期を最終年度とする新たな中期経営計画を発表。「Experienceマーケティング(経験価値提供マーケティング)」の提供を通じて他社との差別化を一層強化し、成長を加速させる。顧客との長期的な関係構築を前提としたマーケティング・パートナーへと進化を図っていく中期ビジョンのもと、新規事業やグローバル展開が同社の成長をけん引するシナリオになっている。2017年3月期に売上高9,000百万円(3年間の平均年成長率17.0%)、営業利益475百万円(同20.4%)を目指す。
★Check Point
・新規事業の本格稼働により成長戦略は順調に進捗
・ワンストップソリューションによる差別化をさらに強化
・サービス領域拡大で「マーケティング・パートナー」へ進化
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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2014年3月期の業績は、売上高が前期比13.8%増の5,604百万円、営業利益が同27.4%減の272百万円と増収減益だった。新規事業の本格始動が増収に寄与したものの、戦略的チャレンジ案件を積極的に取り組んだことに加えて、人材獲得やM&A関連費用など、売上成長のための先行投資的な費用負担により減益となった。
2015年3月期の業績予想は、売上高が前期比16.0%増の6,500百万円、営業利益が同21.1%増の330百万円と増収増益を見込んでいる。前期と同様、新規事業が同社の成長をけん引する見通し。利益面では、先行投資的な費用負担が継続することから、緩やかな営業利益率の上昇を予想している。
5月15日には、2017年3月期を最終年度とする新たな中期経営計画を発表。「Experienceマーケティング(経験価値提供マーケティング)」の提供を通じて他社との差別化を一層強化し、成長を加速させる。顧客との長期的な関係構築を前提としたマーケティング・パートナーへと進化を図っていく中期ビジョンのもと、新規事業やグローバル展開が同社の成長をけん引するシナリオになっている。2017年3月期に売上高9,000百万円(3年間の平均年成長率17.0%)、営業利益475百万円(同20.4%)を目指す。
★Check Point
・新規事業の本格稼働により成長戦略は順調に進捗
・ワンストップソリューションによる差別化をさらに強化
・サービス領域拡大で「マーケティング・パートナー」へ進化
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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