メディシス Research Memo(13):サービス付き高齢者向け住宅3棟を着工予定、高齢化進展で需要拡大見込む
[14/06/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(2)2015年3月期業績見通し
○賃貸・設備関連事業
メディカルシステムネットワーク<4350>は、賃貸・設備関連事業の売上高を前期比8.9%増の1,435百万円、営業利益を9百万円(前期は39百万円の損失)の黒字転換と見込んでいる。2013年5月に稼働したサービス付き高齢者向け住宅「ウィステリア清田」が通年で寄与するためだ。
2015年3月期も新たに3棟(大阪、小樽、札幌)のサービス付き高齢者向け住宅の着工を予定している。いずれも80戸前後の規模で、竣工は2016年3月期を予定している。なお、当該不動産は流動化スキームによって極力オフバランス化する計画で、「ウィステリア清田」についてもオフバランス化する予定だ。同社では高齢化が急速に進展するなかで、今後もサービス付き高齢者向け住宅の需要は拡大するとみており、年間2棟ペースで新規物件を手掛けていきたい考えだ。
○給食事業
給食事業に関しては、2015年3月期から通年で寄与することから、売上高は前期比210.0%増の1,881百万円となる見通し。一方で、営業利益は33百万円の損失を見込んでいる。トータル・メディカルサービスを子会社化する際の条件として、給食事業に関しては、2015年3月期、2016年3月期のいずれかにおいて営業利益ベースで赤字となった場合、トータル・メディカルサービスの代表取締役社長である大野氏に400百万円+ネットキャッシュ(現預金-有利子負債)で売却できる旨の条件を付している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(2)2015年3月期業績見通し
○賃貸・設備関連事業
メディカルシステムネットワーク<4350>は、賃貸・設備関連事業の売上高を前期比8.9%増の1,435百万円、営業利益を9百万円(前期は39百万円の損失)の黒字転換と見込んでいる。2013年5月に稼働したサービス付き高齢者向け住宅「ウィステリア清田」が通年で寄与するためだ。
2015年3月期も新たに3棟(大阪、小樽、札幌)のサービス付き高齢者向け住宅の着工を予定している。いずれも80戸前後の規模で、竣工は2016年3月期を予定している。なお、当該不動産は流動化スキームによって極力オフバランス化する計画で、「ウィステリア清田」についてもオフバランス化する予定だ。同社では高齢化が急速に進展するなかで、今後もサービス付き高齢者向け住宅の需要は拡大するとみており、年間2棟ペースで新規物件を手掛けていきたい考えだ。
○給食事業
給食事業に関しては、2015年3月期から通年で寄与することから、売上高は前期比210.0%増の1,881百万円となる見通し。一方で、営業利益は33百万円の損失を見込んでいる。トータル・メディカルサービスを子会社化する際の条件として、給食事業に関しては、2015年3月期、2016年3月期のいずれかにおいて営業利益ベースで赤字となった場合、トータル・メディカルサービスの代表取締役社長である大野氏に400百万円+ネットキャッシュ(現預金-有利子負債)で売却できる旨の条件を付している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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