ソフトクリエH---EC市場の拡大を取り込み、今期営業最高益を見込む
[14/06/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ソフトクリエイトホールディングス<3371>は、営業利益最高益企業(1)として日経ヴェリタスの「発掘 実力企業」において取り上げられている。同社は電子商取引(EC)市場の拡大を取り込み成長を続けていると。ECサイト構築では800社以上の顧客を持ち、国内シェアトップ。実店舗とネットを融合させて販路を多様化するオムニチャネルに対応したマーケティング支援やビッグデータ解析に事業領域を広げ、「eビジネスの総合デベロッパー」を目指す。
楽天<4755>やヤフー<4689>の売り場にテナントとして出店するだけでは飽き足らない企業に、同社はオーダーメイドのECサイトを構築する。ネット通販の「黒子」として、確固たる地位を築いている。また、以前は大手企業のEC事業部門との関わりだったが、オムニチャネルの流れにより経営層との付き合いに変わってきたようである。ネットを活用した効果的な販促や新製品の開発など、企業がデジタルマーケティングの可能性に気づき始め、データ解析や広告の最適化といった“次の一手”を提案することで、一層の成長につなげる。
2015年3月期は法人向けの物販事業でパソコンの買い替え需要が一巡することで減収となるが、ECサイト構築事業が2ケタ成長し、営業最高益となる見通しだ。時代に合わせて業態転換を果たしてこれたのが成長の原動力になっていると伝えている。
ソフトクリエイトホールディングス<3371>は、顧客の業務に合わせた情報システムの構築・運用・保守を通じてeコマースを支援するECソリューション事業が中核。システムインテグレーション(SI)やビジネスアプリケーションソフトの開発など幅広く展開している。
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