ゲオディノス Research Memo(8):2014年3月期は経営効率化に向けた不採算店舗閉鎖などを推進
[14/06/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■財務分析と業績
(2)2014年3月期業績
ゲオディノス<4650>の2014年3月期決算は、売上高8,245百万円(前期比1.5%減)、営業利益268百万円(同18.9%増)、経常利益116百万円(同86.6%増)、当期純損失484百万円(前期は59百万円の黒字)だった。2014年3月期は、期中の第4四半期に親会社がゲオホールディングスから健康コーポレーションに変わったほか、同社自身も経営効率化に向けて不採算店舗閉鎖などのリストラを進めるなど、変革の渦中の年だった。
GAME事業では、ゲオパークの不採算店舗の閉鎖を進めたほか、ゲオ店舗の一角のゲームコーナー運営事業であった「リトルパーク」について、関東地区の19ヶ所とゲオパーク八街店をゲオグループに移管した。また、数ヶ所のリトルパークをゲオショップの事情で閉鎖し、結果、売上高は前期比2.0%減の3,183百万円、営業利益は同8%減の213百万円となった(なお、リトルパークは2014年4月1日付で全店の資産譲渡が完了している)。
フィットネス事業は利用者数、会員数がともに増加したほか、加圧トレーニングなどの会費外収入の増加や前年オープンのホットヨガスタジオの通期寄与などがあって、売上高が1.7%増の2,378百万円、営業利益(調整額控除前)は同7.5%増の273百万円となった。
ボウリング事業は、シニア向け拡販の効果や物販の増収があったものの、主力の一般・学生客が夜間を中心に伸び悩み、売上高は前期比4.3%減の1,218百万円、営業利益((調整額控除前)は同27.7%減の87百万円となった。
施設管理事業のうち、映画事業はヒット作が出て堅調に推移したものの好調だった前年の反動で前期比1.0%の減収となった。不動産賃貸部門は飲食店舗の賃貸物件が1店舗増加した効果で同3.1%増収となった。その結果、施設管理事業全体の売上高は前期比横ばいの974百万円、営業利益(調整額控除前)は黒字転換して42百万円となった。
特別損失において減損損失402百万円、事業構造改善引当金繰入額137百万円などを計上したため、最終利益段階では484百万円の当期純損失となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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(2)2014年3月期業績
ゲオディノス<4650>の2014年3月期決算は、売上高8,245百万円(前期比1.5%減)、営業利益268百万円(同18.9%増)、経常利益116百万円(同86.6%増)、当期純損失484百万円(前期は59百万円の黒字)だった。2014年3月期は、期中の第4四半期に親会社がゲオホールディングスから健康コーポレーションに変わったほか、同社自身も経営効率化に向けて不採算店舗閉鎖などのリストラを進めるなど、変革の渦中の年だった。
GAME事業では、ゲオパークの不採算店舗の閉鎖を進めたほか、ゲオ店舗の一角のゲームコーナー運営事業であった「リトルパーク」について、関東地区の19ヶ所とゲオパーク八街店をゲオグループに移管した。また、数ヶ所のリトルパークをゲオショップの事情で閉鎖し、結果、売上高は前期比2.0%減の3,183百万円、営業利益は同8%減の213百万円となった(なお、リトルパークは2014年4月1日付で全店の資産譲渡が完了している)。
フィットネス事業は利用者数、会員数がともに増加したほか、加圧トレーニングなどの会費外収入の増加や前年オープンのホットヨガスタジオの通期寄与などがあって、売上高が1.7%増の2,378百万円、営業利益(調整額控除前)は同7.5%増の273百万円となった。
ボウリング事業は、シニア向け拡販の効果や物販の増収があったものの、主力の一般・学生客が夜間を中心に伸び悩み、売上高は前期比4.3%減の1,218百万円、営業利益((調整額控除前)は同27.7%減の87百万円となった。
施設管理事業のうち、映画事業はヒット作が出て堅調に推移したものの好調だった前年の反動で前期比1.0%の減収となった。不動産賃貸部門は飲食店舗の賃貸物件が1店舗増加した効果で同3.1%増収となった。その結果、施設管理事業全体の売上高は前期比横ばいの974百万円、営業利益(調整額控除前)は黒字転換して42百万円となった。
特別損失において減損損失402百万円、事業構造改善引当金繰入額137百万円などを計上したため、最終利益段階では484百万円の当期純損失となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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