大幸薬品 Research Memo(1):感染管理事業が急拡大、「クレベリン」の信頼回復で再加速へ
[14/06/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
大幸薬品<4574>は「正露丸」「セイロガン糖衣A」を中心とする医薬品事業と、空間除菌剤「クレベリン」シリーズを中心とした感染管理事業を展開している。「クレベリン」の認知度向上に伴って感染管理事業が伸長しており、新たな成長局面に入っている。
2014年3月期業績は、売上高が前期比33.6%増の9,947百万円、営業利益が同131.1%増の2,590百万円となり、過去最高業績を達成した。衛生管理に対する危機意識の高まりを背景に、空間除菌剤「クレベリン」シリーズの製造・販売を展開する感染管理事業の売上高が前期比83.5%増の4,357百万円、営業利益が同160.5%増の1,680百万円と急拡大した。
2015年3月期業績は、売上高が前期比17.6%減の8,200百万円、営業利益が同39.8%減の1,560百万円と減収減益を計画している。セグメント別では感染管理事業において、今年3月の消費者庁からの措置命令による影響を考慮している。
2015年3月期は、消費者の信頼回復を最重要課題に掲げ、広告宣伝や研究開発、社内体制の改善に注力する方針である。前期に感染管理事業が大きく伸長したことからも、衛生管理意識の高まりを背景にニーズは根強いとみられる。また、今回の消費者庁の指摘によって、二酸化塩素製品のエビデンスが不十分な競合他社に対して、同社のマーケットリーダーとしての位置付けがより鮮明となることが予想される。そのため、類似商品が淘汰されることによって、むしろ、シェア拡大のチャンスともなり得るだろう。
■Check Point
・医薬品事業は中国や香港など海外での好調続く
・「クレベリン」はマーケットリーダーとしての位置付けがより鮮明に
・総還元性向は約90%と高水準
(執筆:株式会社フィスコ)
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