大幸薬品 Research Memo(2):医薬品は海外向けが好調、感染管理は収益ともに急拡大
[14/06/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■2014年3月期業績について
大幸薬品<4574>の2014年3月期業績は、売上高が前期比33.6%増の9,947百万円、営業利益が同131.1%増の2,590百万円、経常利益が同121.5%増の2,683百万円、当期純利益が同68.4%増の1,747百万円となり、過去最高業績を達成した。
セグメント別では、「正露丸」「セイロガン糖衣A」「その他医薬品」で構成される医薬品事業の売上高が前期比10.3%増の5,567百万円、営業利益が同22.4%増の2,274百万円となった。同事業では、止瀉薬(ししゃやく)市場の停滞を受けて国内での市場シェアが微減となったものの、海外売上高が前期比46.2%増の1,504百万円と伸長した。中国が同45.8%増、香港が同56.1%増と引き続き好調で、円安効果も加わりセグメント業績を押し上げた。
また、空間除菌剤「クレベリン」シリーズの製造・販売を展開する感染管理事業の売上高は前期比83.5%増の4,357百万円、営業利益が同160.5%増の1,680百万円と急拡大した。製品別売上高は、主力の「クレベリンゲル」などゲル剤が前期比86.4%増となったほか、液剤が同84.4%増、クレベリン発生機(低濃度二酸化塩素ガス発生装置)が同54.7%となるなど、衛生管理に対する危機意識の高まりを背景に幅広い分野で売り上げが伸びている。
なお、「クレベリン」の認知度は2013年3月期が約37%であったが、14年3月期では約44%まで上昇しているようだ。会社側では近い将来できるだけ早い時期に60%まで引き上げる方針で、足元では広告宣伝費を積極的に投入している。広告宣伝の強化などが奏功し、一般用(ドラッグストアや調剤薬局、ホームセンター向けなど)の売上高は前期比93.8%増と大きく伸びており、今後も認知度の一段の向上による感染管理事業の拡大が期待される。
(執筆:株式会社フィスコ)
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