EG---市場の拡大が続いているソーシャルゲーム分野で新規顧客を獲得
[14/06/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
イー・ガーディアン<6050>は、ソーシャルメディア投稿の監視およびカスタマーサポート業務を行う業界大手。運用実績1000タイトル(メディア、ゲームなど)、月間監視投稿数約2,000万件を誇る。投稿監視サービスでは不正な書き込みや投稿を防ぐためブログ、SNS、掲示板などの投稿を24時間365日、専門のオペレーターによる目視およびシステムにて監視する。投稿監視システム(E-Trident)は、月間1000万件のWeb監視実績を持つ学習型投稿監視システムであり、「目視件数の削減」「処理速度の向上」を実現し、投稿監視のコストを下げることができる。
足元の業績は、2014年9月期第2四半期(13年10月-14年3月)決算では売上高が前期比1.7%減の12.25億円、営業利益が同18.6%減の0.96億円、経常利益が同16.2%減の1.18億円、四半期純利益が同9.0%減の0.77億円だった。ソーシャルサポート業務では、ソーシャルメディアにおいて、監視・CSだけではなく運用や分析といった多種多様な新サービスの展開や大型案件の獲得に注力。一部大口顧客との取引は減少したが、投稿監視システム「E-Trident」及びソーシャルメディア運用支援ツール「ソーシャルダッシュボード+」によりサービスの付加価値を高めることで既存顧客への深耕営業や新規開拓、競合からのスイッチングを図り、シェア拡大を目指している。
ゲームサポート事業では、コンシューマー向けゲームを作成している大手企業からの新規案件獲得に注力。市場の拡大が続いているソーシャルゲームにおけるサービスでは、多言語対応といった既存サービス領域の拡大に加え、AppleがiOS上で運営するApp StoreやGoogleが運営するAndroid携帯向けのアプリマーケットであるGoogle Play内で展開されるスマートフォンゲームが増加し、それらに同様のサービス提供することで新規顧客を獲得している。
アド・プロセス事業では、既存の広告審査業務だけでなく、広告枠管理から入稿管理、広告ライティング等の提供サービスの拡大に注力するとともに、広告入稿管理業務を円滑に実施するための独自システム開発をセットで販売している。
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