BBT Research Memo(2):幅広い年齢層に教育サービスを提供する「生涯教育プラットフォーム」
[14/06/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業概要
(1)事業内容
ビジネス・ブレークスルー<2464>は、経営コンサルタントで現代表取締役社長の大前研一氏が、「世界で活躍するグローバルリーダーの育成」を目的として、1998年4月に設立した教育サービス会社である。主に社会人を対象として、インターネットや衛星放送を活用した遠隔型のマネジメント教育サービスを中心に事業展開しており、教育のコンテンツはすべて自社で企画・制作していることが特徴となっている。また、2013年10月末に「アオバジャパン・インターナショナルスクール」を運営する株式会社アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズを子会社化し、幼児から社会人まで幅広い年齢層に教育サービスを提供する「生涯教育プラットフォーム」の実現に向けた環境を整えた。
事業セグメントとしては、マネジメント教育サービス事業、経営コンテンツメディアサービス事業、インターナショナルスクール事業と、その他(書籍の印税収入、賃貸収益、新規事業等)に区分している。2014年3月期の売上構成で見ると、マネジメント教育サービスが約8割を占めており、経営コンテンツメディアサービスとインターナショナルスクールがそれぞれ1割弱と続いている。
各事業セグメントの主なサービスプログラムの受講期間、受講料は表のとおり。収益の柱となっているのは、BBT大学/大学院と法人向け人材教育・研修サービス(カスタマイズプログラム、企業研修等)となる。また、インターネット等を活用する遠隔教育ではなく、実際に教室で講師と対面する集合型の教育サービスとして向研会(経営者向け勉強会)や企業研修、アオバジャパン・インターナショナルスクールがあり、遠隔と集合を組み合わせたブレンド型教育サービスとしてアタッカーズ・ビジネススクールとリーダーシップ・アクションプログラムがある。その他はすべて遠隔型の教育サービスである。
また、経営コンテンツメディアサービスのなかでは、2007年よりスタートした卒業者、修了生向けの「アルムナイサービス」が注目される。同サービスは、同社が今まで蓄積してきた9,000時間超に及ぶ映像コンテンツを定額料金で再視聴できるサービスのことで、ラーニングマーケット商品の割引適用という特典も付いている。コンテンツを2次利用するため、コストはほとんどかからず収益性の高いビジネスモデルとなっている。同サービスは今後の卒業生の増加とともに、潜在的利用者数の増加も期待されるため、成長ポテンシャルの大きいサービスと言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト佐藤 譲)
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(1)事業内容
ビジネス・ブレークスルー<2464>は、経営コンサルタントで現代表取締役社長の大前研一氏が、「世界で活躍するグローバルリーダーの育成」を目的として、1998年4月に設立した教育サービス会社である。主に社会人を対象として、インターネットや衛星放送を活用した遠隔型のマネジメント教育サービスを中心に事業展開しており、教育のコンテンツはすべて自社で企画・制作していることが特徴となっている。また、2013年10月末に「アオバジャパン・インターナショナルスクール」を運営する株式会社アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズを子会社化し、幼児から社会人まで幅広い年齢層に教育サービスを提供する「生涯教育プラットフォーム」の実現に向けた環境を整えた。
事業セグメントとしては、マネジメント教育サービス事業、経営コンテンツメディアサービス事業、インターナショナルスクール事業と、その他(書籍の印税収入、賃貸収益、新規事業等)に区分している。2014年3月期の売上構成で見ると、マネジメント教育サービスが約8割を占めており、経営コンテンツメディアサービスとインターナショナルスクールがそれぞれ1割弱と続いている。
各事業セグメントの主なサービスプログラムの受講期間、受講料は表のとおり。収益の柱となっているのは、BBT大学/大学院と法人向け人材教育・研修サービス(カスタマイズプログラム、企業研修等)となる。また、インターネット等を活用する遠隔教育ではなく、実際に教室で講師と対面する集合型の教育サービスとして向研会(経営者向け勉強会)や企業研修、アオバジャパン・インターナショナルスクールがあり、遠隔と集合を組み合わせたブレンド型教育サービスとしてアタッカーズ・ビジネススクールとリーダーシップ・アクションプログラムがある。その他はすべて遠隔型の教育サービスである。
また、経営コンテンツメディアサービスのなかでは、2007年よりスタートした卒業者、修了生向けの「アルムナイサービス」が注目される。同サービスは、同社が今まで蓄積してきた9,000時間超に及ぶ映像コンテンツを定額料金で再視聴できるサービスのことで、ラーニングマーケット商品の割引適用という特典も付いている。コンテンツを2次利用するため、コストはほとんどかからず収益性の高いビジネスモデルとなっている。同サービスは今後の卒業生の増加とともに、潜在的利用者数の増加も期待されるため、成長ポテンシャルの大きいサービスと言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト佐藤 譲)
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