BBT Research Memo(9):自己資本比率は69.8%と引き続き無借金経営で財務体質は良好な状態
[14/06/23]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■財務状況と株主還元策
(1)財務状況と経営指標
ビジネス・ブレークスルー<2464>の2014年3月末の財務状況は表のとおりで、総資産は前期末比で436百万円増加の4,409百万円となった。主な増減要因は、現預金がアオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズの株式取得費用を中心に395百万円減少した一方で、のれんが557百万円発生したほか、有形固定資産も連結子会社の増加を主因として181百万円増加した。
一方、負債は前受金を中心に前期末比361百万円増加の1,332百万円となり、純資産は利益剰余金の増加により、同75百万円増加の3,076百万円となった。前受金の増加の主因は、インターナショナルスクールの授業料となっている。
負債の増加により自己資本比率は69.8%と前期末から5.7ポイント低下したが、引き続き無借金経営であり、財務体質は良好な状態が続いていると判断される。一方、収益性に関してはアオバの子会社化によって、ROA、ROE、営業利益率ともに低下している。2015年3月期についても引き続き低下傾向が続きそうだが、2016年3月期以降はインターナショナルスクールの収益回復により、上向きに転じるものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト佐藤 譲)
<FA>
(1)財務状況と経営指標
ビジネス・ブレークスルー<2464>の2014年3月末の財務状況は表のとおりで、総資産は前期末比で436百万円増加の4,409百万円となった。主な増減要因は、現預金がアオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズの株式取得費用を中心に395百万円減少した一方で、のれんが557百万円発生したほか、有形固定資産も連結子会社の増加を主因として181百万円増加した。
一方、負債は前受金を中心に前期末比361百万円増加の1,332百万円となり、純資産は利益剰余金の増加により、同75百万円増加の3,076百万円となった。前受金の増加の主因は、インターナショナルスクールの授業料となっている。
負債の増加により自己資本比率は69.8%と前期末から5.7ポイント低下したが、引き続き無借金経営であり、財務体質は良好な状態が続いていると判断される。一方、収益性に関してはアオバの子会社化によって、ROA、ROE、営業利益率ともに低下している。2015年3月期についても引き続き低下傾向が続きそうだが、2016年3月期以降はインターナショナルスクールの収益回復により、上向きに転じるものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト佐藤 譲)
<FA>