ティア Research Memo(6):潜在顧客となる「ティアの会」の会員獲得に向けた取り組みを強化
[14/06/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(3)当第2四半期累計期間の主な取り組み
ティア<2485>の当第2四半期累計期間における主な取り組みとして、店舗戦略としては新規出店として直営3店舗、FC1店舗の出店を行ったことに加えて、既存会館1店舗を小規模葬儀(家族葬など参列者の少ない形式)のニーズに対応するため改装を行った。ここ数年で、家族葬のニーズが増加するなど、葬儀に対する価値観が変化してきており、同社においてもこうしたニーズの多様化に対応する格好で、既存会館の改修や新規出店を行っていく方針としている。
また、将来の葬祭事業における潜在顧客となる「ティアの会」の会員獲得に向けた取り組みも強化した。Webでの広告宣伝だけでなく、各種イベントやセミナーを開催して新規会員の獲得を増やしている。会員向けサービスの特典として「生き方応援ポイント」制度を新たに導入するなど、サービスの充実も図ったことで、2014年3月末の会員数は前年同期比4.5%増加の228,374人と順調に拡大した。
2013年9月期に初進出した首都圏での展開に関しては、現在、埼玉県に直営店舗を2店舗出店しており、着実に葬儀件数を伸ばしている状況にある。また、都内エリアに関しても、貸しホールを借りて葬儀を請け負うなど無店舗での展開を進めている。都内では出店コストが高くなり、希望に適う不動産物件が少ないことから、まずは葬儀件数をこなし、「ティア」のブランド力向上を図る戦略をとっている。また、都内での受注獲得をすすめるため、会社HP上に都内エリアで利用可能な斎場情報を掲載するなど、Webを活用した葬祭関連情報の拡充も進めた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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(3)当第2四半期累計期間の主な取り組み
ティア<2485>の当第2四半期累計期間における主な取り組みとして、店舗戦略としては新規出店として直営3店舗、FC1店舗の出店を行ったことに加えて、既存会館1店舗を小規模葬儀(家族葬など参列者の少ない形式)のニーズに対応するため改装を行った。ここ数年で、家族葬のニーズが増加するなど、葬儀に対する価値観が変化してきており、同社においてもこうしたニーズの多様化に対応する格好で、既存会館の改修や新規出店を行っていく方針としている。
また、将来の葬祭事業における潜在顧客となる「ティアの会」の会員獲得に向けた取り組みも強化した。Webでの広告宣伝だけでなく、各種イベントやセミナーを開催して新規会員の獲得を増やしている。会員向けサービスの特典として「生き方応援ポイント」制度を新たに導入するなど、サービスの充実も図ったことで、2014年3月末の会員数は前年同期比4.5%増加の228,374人と順調に拡大した。
2013年9月期に初進出した首都圏での展開に関しては、現在、埼玉県に直営店舗を2店舗出店しており、着実に葬儀件数を伸ばしている状況にある。また、都内エリアに関しても、貸しホールを借りて葬儀を請け負うなど無店舗での展開を進めている。都内では出店コストが高くなり、希望に適う不動産物件が少ないことから、まずは葬儀件数をこなし、「ティア」のブランド力向上を図る戦略をとっている。また、都内での受注獲得をすすめるため、会社HP上に都内エリアで利用可能な斎場情報を掲載するなど、Webを活用した葬祭関連情報の拡充も進めた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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