タナベ経営 Research Memo(3):すべての事業で増収を確保、利益は4期連続で増加
[14/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■2014年3月期の業績動向
(1)業績概要
タナベ経営<9644>が5月12日付で発表した2014年3月期の業績は、売上高が前期比3.4%増の7,582百万円、営業利益が同20.1%増の673百万円、経常利益が同18.1%増の709百万円、当期純利益が同140.9%増の780百万円だった。売上高は過去最高を更新、営業利益と経常利益は4期連続で増加した。また、期初計画をいずれも上回る格好で着地した。
売上高ではコンサルティング事業を中心に、すべての事業で増収を確保した。また、営業利益は同事業の増収による売上原価率の改善や販管費の抑制効果によって、2ケタの増益となった。なお、当期純利益が大幅に増加したが、これは過年度において減損損失を計上した福岡県の遊休土地に関して、譲渡が完了したことで減損損失分を損金算入扱いしたことによるもの。この会計処理の影響によって当期純利益は360百万円程度かさ上げされた格好となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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(1)業績概要
タナベ経営<9644>が5月12日付で発表した2014年3月期の業績は、売上高が前期比3.4%増の7,582百万円、営業利益が同20.1%増の673百万円、経常利益が同18.1%増の709百万円、当期純利益が同140.9%増の780百万円だった。売上高は過去最高を更新、営業利益と経常利益は4期連続で増加した。また、期初計画をいずれも上回る格好で着地した。
売上高ではコンサルティング事業を中心に、すべての事業で増収を確保した。また、営業利益は同事業の増収による売上原価率の改善や販管費の抑制効果によって、2ケタの増益となった。なお、当期純利益が大幅に増加したが、これは過年度において減損損失を計上した福岡県の遊休土地に関して、譲渡が完了したことで減損損失分を損金算入扱いしたことによるもの。この会計処理の影響によって当期純利益は360百万円程度かさ上げされた格好となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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