ルネサスイーストン Research Memo(13):15年3月期は増収増益見込み、米国を中心に好調を維持
[14/06/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■財務分析と業績動向
(3)2015年3月期の見通し
2015年3月期についてルネサスイーストン<9995>は、売上高90,000百万円(前期比6.5%増)、営業利益1,680百万円(同13.8%増)、経常利益1,650百万円(同11.8%増)、当期利益1,340百万円(同10.1%増)と予想している。中期経営計画「Project E」の当初計画から売上高を5,000百万円引き下げたが、前期対比で増収増益の流れを維持している。
2015年3月期の需要先業界の環境については、同社は全般に手ごたえを感じており、天気予報で言えば曇りから晴れのまずまずの予想がなされている。特に強気で期待を寄せているのは米国で、個人消費、企業業績など経済指標全般に拡大ペースが続くとみている。同社の主力販売先の自動車業界にとっては明らかな追い風といえる。欧州は「持ち直し」から「回復」へと1ノッチ、ペースが上がるとみている。欧州域外への輸出拡大が主なけん引役となる見込みだ。日本は消費増税前の駆け込み需要の反動減の谷は浅く、企業業績改善から設備投資が回復して、経済全体が回復軌道に乗ってくるとみている。新興国については、足元は景気減速だが近いうちに減速に歯止めがかかってくるとみている。地域的には最も慎重に見ているのが新興国という状況だ。
上述のような同社の見方に、特に違和感はない。同社の主たる販売先が自動車と産業向けという事実は、同社のそうした見方を裏付ける。すなわち、自動車については、生産台数自体の成長に加えて1台あたりのエレクトロニクス部品の搭載量拡大で、成長がダブルで効いてくる。産業についても、関連産業のすそ野の広い自動車の生産拡大は、設備投資需要に結びつきやすいほか、スマートフォンにけん引された設備投資需要もまだ伸びが期待できるステージにあると考えている。
世界半導体統計(WSTS)による予測でも、2013年から2016年までの世界半導体市場の年平均成長率は4.7%と、2010年から2013年の3年間の年平均成長率の0.8%から、大きく加速する見通しとなっている。以上のような理由から、同社の2015年3月期の業績予想は十分実現可能性が高いと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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