日本オフィス---Windows XPのサポート終了に伴うPC入れ替えや大型サーバー置き換え、ITインフラ構築などが増加
[14/07/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
日本オフィス・システム<3790>は、兼松エレクトロニクスグループのITアウトソーシング企業。コンサルティング、アプリケーションの開発からネットワークの設計・構築、システム機器およびソフトウェアの導入、導入後の運用・顧客支援サービス、ハードウェア・ソフトウェアの保守サービスまでを提供している。オリジナルのサービスブランド「FineCrew」。
足元の業績では、2014年3月期の売上高が154.25億円、営業利益が5.40億円、経常利益が5.37億円、純損失が0.15億円の赤字だった。決算期の変更に伴い、15か月の変則決算のため、対前期増減率については発表していない。人員構成の適正化を図り、生産性向上と新技術に対応したサービス提供の促進をめざし、収益力の強化実現に向けた一層の事業構造改革が不可欠と判断。希望退職者募集に伴い特別損失(5.30億円)を計上している。
セグメントの業績は、エンタープライズアプリケーション・サービスは大型案件の受注などにより売上高が20.47億円、セグメント利益が5.67億円だった。システムエンジニアリング・サービスは、ITインフラの構築が増えたことにより、売上高は13.14億円、セグメント利益は4.35億円。システムマネージメント・サービスは、Windowsの切り替えなどに伴い、売上高は33.85億円、セグメント利益は10.11億円。カスタマーエンジニアリング・サービスは、売上高が11.77億円、セグメント利益は3.14億円だった。
15年3月期については、売上高が122.18億円、営業利益が7.00億円、経常利益が6.89億円、純利益が4.29億円を見込んでいる。
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