ハピネット Research Memo(6):トイズユニオンの子会社化で任天堂商材の取扱いシェア拡大
[14/07/17]
提供元:株式会社フィスコ
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■会社概要
(c)ビデオゲーム
任天堂<7974>、PlayStation(ソニー<6758>)、Xbox(マイクロソフト)に関するハードとソフトの卸売りを行う部門。2014年3月期の商品別の売上高構成比は、PlayStation(据置型)が7.6%、PlayStation(携帯型)が7.5%、任天堂(据置型)が16.9%、任天堂(携帯型)が63.4%、その他が4.6%となっている。なお、任天堂の売上高比率が高くなっているのは、2013年7月に子会社化したトイズユニオンの影響による。
市場シェアは、Xboxについては国内でハピネット<7552>が独占販売(シェア100%)、PlayStationについてはメーカーの直接販売を除いた玩具業界で同社が独占的な地位となる。また、任天堂商材の取扱いは以前、業界第4位であったが、上記のトイズユニオンを子会社化したことで推定シェアが約25%となり業界2位と肩を並べる規模となった。ちなみに第1位のA社のシェアは約30%、同じく2位規模のB社のシェアは約25%となっているが、これらの競合企業は任天堂専門の卸であり、同社のように取扱い商品が分散されていない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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