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総合物流のSBSホールディングス<2384>は11日、100％出資子会社エーマックスが運用する特別目的会社が保有する物流施設「西日本ロジスティクスセンター」の信託受益権持分（49％）を、不動産私募ファンド「SBSロジファンド1号」に譲渡することを取締役会で承認決議したと発表した。

既に2013年12月、同ファンドに信託受益権の51％を譲渡しており、今回は残り49％を譲渡する格好。今回の譲渡における譲渡価額は約28.2億円、譲渡益は12.4億円、信託受益権の譲渡日は8月1日の予定で、2014年業績予想には織り込み済みとなっている。

また、同日、連結子会社SBSロジコムが所有する六角橋営業所（神奈川県横浜市）を譲渡することも承認決議したと発表している。譲渡益は約22億円、物件引渡しは2015年1月末の予定となっており、2014年12月期の業績には影響しない。

これら施策は、いずれも2014年2月19日に発表した中期経営計画「SBS Growth 2017」における投資戦略に基づいて、資産ポートフォリオ入替策の一環として実施するもの。

同社は、輸送・配送、倉庫・物流センター、流通加工から国際物流、3PL（サードパーティー・ロジスティクス）に至るまで、物流事業を総合的に展開する。不動産流動化事業も手掛ける。



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