ラクオリア創薬---投資有価証券売却益を計上したことで上半期最終損益は黒字化
[14/08/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラクオリア創薬<4579>は、ファイザー日本法人の中央研究所が分離独立した創薬開発型ベンチャー。特許を製薬企業にライセンスアウトして収入を得るモデル。疼痛と消化器官領域に強み。2016年12月期は営業損失4.8億円まで縮小見込み。
上半期決算では売上高は前年同期比16.0%増の9500万円、営業損失は9.93億円の赤字(前年同期は11.33億円の赤字)、経常損失は10.6億円の赤字(同8.74億円の赤字)、最終損益は4.61億円の黒字(同9.03億円の赤字)と最終損益は黒字での着地となった。
事業面では、旭化成ファーマ及び味の素製薬との創薬研究に関する共同研究が順調に推移し、マイルストーン収入及び研究協力金収入を受ける。5月には同社が創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許の一つが、日本で特許査定を受け、日本において同社の知的財産権が強化された。また、6月には同社が日本で初めて行う臨床試験となる胃食道逆流症治療薬として期待されるアシッドポンプ拮抗薬の第1相臨床試験を開始した。
なお、投資有価証券売却益として15.42億円を計上したほか、為替相場の変動に伴う外貨建債権の為替評価替えにより、為替差損7288万円を営業外費用として計上。また、創薬研究部門の一部である生物研究部門及び本社事務所の移転関連費用として事務所移転費用1255万円を特別損失としても計上している。
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上半期決算では売上高は前年同期比16.0%増の9500万円、営業損失は9.93億円の赤字(前年同期は11.33億円の赤字)、経常損失は10.6億円の赤字(同8.74億円の赤字)、最終損益は4.61億円の黒字(同9.03億円の赤字)と最終損益は黒字での着地となった。
事業面では、旭化成ファーマ及び味の素製薬との創薬研究に関する共同研究が順調に推移し、マイルストーン収入及び研究協力金収入を受ける。5月には同社が創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許の一つが、日本で特許査定を受け、日本において同社の知的財産権が強化された。また、6月には同社が日本で初めて行う臨床試験となる胃食道逆流症治療薬として期待されるアシッドポンプ拮抗薬の第1相臨床試験を開始した。
なお、投資有価証券売却益として15.42億円を計上したほか、為替相場の変動に伴う外貨建債権の為替評価替えにより、為替差損7288万円を営業外費用として計上。また、創薬研究部門の一部である生物研究部門及び本社事務所の移転関連費用として事務所移転費用1255万円を特別損失としても計上している。
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