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フィスコアナリストの小川佳紀は、新興企業・IPO（新規上場）銘柄の情報配信を担当しています。フィスコでは「IPOナビ」と呼ばれる、新規上場企業に関するレポートを提供しています。ここ数年、IPO企業の数が増加する中で、個人投資家の方々のIPO投資熱が高まっています。そのニーズに応えるため、上場前説明会に参加したり、目論見書の中身を詳細に分析したりすることで、精緻な投資情報の提供を心がけているそうです。

「FISCO」アプリは上場して長い企業の分析を行えるだけではなく、最近IPOした企業の分析にも活用することが可能です。とくに、IPO企業の人気・不人気を大きく判断するのが、事業内容やビジネスモデルです。事業内容が株式市場で評価されるのか、評価されないのかを見極める簡単な方法は、類似の上場企業の動向を分析することです。

例えば、先月、マザーズ市場に上場した鳥貴族<3193>は、関西圏・首都圏・東海圏で焼鳥を中心とした居酒屋を展開している企業です。そこで、「FISCO」アプリで「居酒屋」というキーワードを検索すると、類似企業を簡単に探すことが可能です。

そこで抽出された類似企業のビジネスモデルや業績などを分析することで、IPO企業の成長性を占うことができるでしょう。また、類似企業が今、株式市場でどの程度の評価を受けているのか、予想PERなどを確認することで、IPO企業の公開価格の割安or割高を判断することもできます。このように、「FISCO」アプリはIPO投資の際にも役立ちますので、ぜひご活用下さい。

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