ムサシ---減益決算ながら計画比では順調推移、最終利益は上方修正へ
[14/08/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ムサシ<7521>は12日、2015年3月期第1四半期(14年4-6月期)決算を発表。売上高は75.60億円、営業利益は0.32億円、経常利益は0.78億円、四半期純利益は0.67億円だった。今期の会社計画に対しては、概ね順調な推移となったもよう。
消費増税に伴う駆け込み需要の反動で印刷機器・材料販売が伸び悩んだ一方、スキャナー等の電子化機器の販売が好調なほか、文書のデジタル化業務も民間企業からの受注が伸長した。このほか、貨幣処理機器や選挙システム機材なども概ね順調に推移している。
通期業績は、売上高が371.39億円で前期比2.0%増、営業利益が9.19億円で同23.7%減、経常利益が9.57億円で同27.6%減、当期純利益が6.12億円で同19.6%減を予想している。厚生年金基金解散に係る費用負担の解消によって、予定していた特別損失の計上を見送り、当期純利益のみ従来予想の4.89億円から上方修正した。
前年対比では、前期の参議院選挙需要を取り込んだ選挙機材販売の反動減による影響が大きいが、今期は文書や図面などをデジタル化するメディアコンバート事業の業績が大幅伸長する予定で、当第1四半期でも同事業を含むセグメント利益が拡大した。
ムサシは、選挙システム機材で最大手。印刷システム機材では富士フイルムの特約代理店。公文書や企業情報等をデジタル化するメディアコンバートサービス事業にグループで取り組んでいる。
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消費増税に伴う駆け込み需要の反動で印刷機器・材料販売が伸び悩んだ一方、スキャナー等の電子化機器の販売が好調なほか、文書のデジタル化業務も民間企業からの受注が伸長した。このほか、貨幣処理機器や選挙システム機材なども概ね順調に推移している。
通期業績は、売上高が371.39億円で前期比2.0%増、営業利益が9.19億円で同23.7%減、経常利益が9.57億円で同27.6%減、当期純利益が6.12億円で同19.6%減を予想している。厚生年金基金解散に係る費用負担の解消によって、予定していた特別損失の計上を見送り、当期純利益のみ従来予想の4.89億円から上方修正した。
前年対比では、前期の参議院選挙需要を取り込んだ選挙機材販売の反動減による影響が大きいが、今期は文書や図面などをデジタル化するメディアコンバート事業の業績が大幅伸長する予定で、当第1四半期でも同事業を含むセグメント利益が拡大した。
ムサシは、選挙システム機材で最大手。印刷システム機材では富士フイルムの特約代理店。公文書や企業情報等をデジタル化するメディアコンバートサービス事業にグループで取り組んでいる。
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