カイオム---第1四半期では戦略抗体を含むパイプラインの拡充と完全ヒトADLib®システムの多様化レベルの向上などを実施
[14/08/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
カイオム・バイオサイエンス<4583>は、独自の創薬基盤技術「ADLib®システム」を核とした抗体医薬品の研究開発支援や研究開発等を行う創薬基盤技術型バイオベンチャー。従来技術では作製困難な抗体に対象を絞って研究開発を進める。
第1四半期決算では、売上高は0.78億円、営業損失は2.85億円の赤字、経常損失は2.85億円の赤字、最終損失は2.67億円の赤字での着地となった。なお、決算期変更のため前期比は無し。
各セグメント事業の基盤となる技術プラットフォームの研究開発活動の状況については、3月に完全ヒトADLib®システムから複数の抗原に対する特異的抗体の獲得に成功し、今期間は、同システムの多様化レベルの向上、ライブラリの拡充を実施した。また、困難抗原に対する特異的抗体の作製を進め、パイプラインの拡充や感染症領域や希少疾患領域での戦略抗体の創出に取り組んでいる。なお、創薬基盤技術であるADLib®システムを核として事業を展開しており、全ての保有資産が一体となってキャッシュ・フローを生成していることから、研究開発費を各報告セグメントへ配分していない。以上の結果、今期間における研究開発費は1.7億円となった。
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