注目銘柄ダイジェスト(前場):DeNA、野村HD、鹿島など
[14/08/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
DeNA<2432>:1339円(前日比+62円)
大幅続伸。同社が開発したゲームアプリ「桐谷さん×チャリ走」が、iPhoneの人気無料アプリランキングでトップになっていることが材料視されているようだ。iPadランキングも急激に上昇している。8月中旬をピークに、足元ではランキングが低下する状況となっていたが、TV番組で桐谷さんが取り上げられたことで、急上昇する形になっているもよう。
野村HD<8604>:670円(同+3.6円)
買い優勢。クレディ・スイス(CS)では証券セクターの投資評価を「オーバーウェイト」に引き上げへ。年度後半に向けた事業環境の好転を予想としている。利益も第1四半期から第2四半期以降に向けて回復しつつあるとの指摘。個別では、同社の投資判断を「アウトパフォーム」に格上げ、同社の利益回復は他社を上回ると予想しているようだ。目標株価も670円から790円に引き上げている。
鹿島<1812>:524円(同+19円)
買い先行で年初来高値更新。野村では大手ゼネコン各社の目標株価を一斉に引き上げ、同社に関しては投資判断も「ニュートラル」から「バイ」に格上げしている。目標株価は460円から610円に引き上げへ。15年3月期の利益改善幅が大きいと見られること、リニア中央新幹線の実験線工事でトップクラスの実績を保持していることなどを評価。株価の出遅れ感も強いとしている。
クボタ<6326>:1471円(同+7.5円)
6日続伸。バークレイズでは投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1700円から1900円に引き上げている。第1四半期決算では、主力の機械事業を核に想定以上の利益が創出できたこと、国内、タイ事業も第2四半期以降に緩やかな回復が予想されること、厳しい環境下でも最高益更新を可能にする高い利益創出力などを評価しているようだ。今後の悪材料の好転に向けて買い推奨と。
大平洋金属<5541>:429円(同+16円)
買い優勢。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も410円から480円に引き上げている。通期業績に対して過度な悲観は不要との見方。出資するニッケル鉱山からの取込益の増加によって、第2四半期に約20億円の持分法投資利益が計上されると予想しているようだ。通期経常利益は会社計画3.9億円に対して、37億円を予想している。
内田洋行<8057>:449円(同+63円)
一時ストップ高。前日に7月期の通期業績予想を上方修正している。営業利益は従来予想の20億円から26億円に上方修正へ。懸念された消費増税後の駆け込み需要の反動も限定的であったほか、公共関連事業分野において大型案件も獲得したもよう。第3四半期までの進捗率は高かったが、前7月期は3度目の上方修正ともなり、強い業績モメンタムを評価する動きが優勢に。
マルエツ<8178>:451円(同+27円)
大幅続伸。今2月期営業利益は、従来予想の30億円を上回り、前期比5割増の40億円強になる公算が大きいとの観測報道が伝わっている。生鮮品の品質を高めたことが集客力の改善につながり、消費増税後の既存店売上高も堅調に推移しているようだ。上半期予想は従来から7億円上方修正しており、サプライズは大きくないものの、今後もさらなる上振れ余地はあるといった評価にも。
メッセージ<2400>:3895円(同-195円)
売り優勢。いちよしが投資判断を「A」から「B」へ引き下げたことが嫌気されている。居宅介護サービスや給食が順調であるものの、在宅介護サービスの収益化が遅れていると指摘。1Q決算を踏まえて、地域包括ケア事業における在宅介護の業績予想を大幅に引き下げ、今期の営業利益予想を84億円から80億円へと減額修正へ。なお、フェアバリューについては4600円を据え置いている。
アイサンテクノ<4667>:2659円(同+500円)
ストップ高。直近では自動運転関連のテーマ性が材料視され強い動きとなり、本日も需給面主導での上値追いが続いている。また、前日には、自動運転車両を開発するベンチャー企業のZMPが2015年をめどにマザーズ市場へ上場する方針を固めたと報じられたことも支援材料となっているようだ。同社は6月に、ZMP、名古屋大学と連携し、自動車の自動運転の公道実証実験を実施すると発表していた。
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