アイスタイル Research Memo(14):既存領域と同時に新領域への展開も検討を進める
[14/08/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■成長戦略
(3)サービス開発の強化と領域の拡大
また、今後の成長に向けてアイスタイル<3660>では、化粧品メーカーや、サロン店舗・プロシューマー、一般消費者など多様な顧客との接点を持ち、豊富なデータベースを活用できる強みを活かしたユーザー向けサービスの開発に取り組んでいく計画となっている。同サービスの開発に当たっては社長直轄部署を配置し、その開発に着手していく。
また、既存の領域以外の新領域への展開も同時に検討を進めている。同社が現在保有しているデータベースやメディア事業のノウハウを活用できる領域となり、新規事業の立ち上げにおいては業務提携なども選択肢の1つとなっている。
(4)リスク要因
今期業績のリスク要因としては、メディア事業におけるシステム開発費用が想定を上回るリスク、「ispot」事業における契約店舗数が減少し、損益改善が進まないリスクなどが挙げられるが、前述したように今期業績見通しは、期初段階から保守的な計画になっているとみられ、下振れするリスクは現段階では低いと弊社ではみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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