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フィスコアナリストの小川佳紀は、国内株式市場に大きく影響を与える「外国人投資家」の動向に注目しています。スマートフォンアプリ「FISCO」のスクリーニング機能を利用すると、外国法人等の持株比率が高い企業のほか、特定期間における外国法人等の持株比率の変化を簡単に調べることが可能です。

また、キーワード検索を用いることで、その時々で話題となっている外国人投資家の動向をチェックすることもできます。例えば、ここ数年、中国の政府系ファンドとみられる「OD05 OMNIBUS（オー・ディー・ゼロ・ゴ・オムニバス）」と呼ばれる投資家が日本株を買っていることが話題となっています。実際にFISCOアプリの検索窓で「OD05」と入力してキーワード検索してみると、直近では20社超の大株主に名を連ねていることがわかります。

小川は次のようにコメントしています。「“OD 05オムニバス”は以前、トヨタ自<7203>をはじめ国内大手企業の上位株主となっていましたが、最近ではアコーディア<2131>やダイセル<4202>、日本農薬<4997>など、比較的、中小型株の上位株主となっています。このように、話題となっている外国人投資家の動向を定期的にチェックすることで、外国人に追随する投資のヒントが見つかるかもしれません。」

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