ソフトバンク・テクノロジー---子会社がユビキタスと車用「Linux」を共同開発
[14/09/17]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
ソフトバンク・テクノロジー<4726>は17日、子会社のミラクル・リナックスが、車用の「Linux」の開発や販売に関してユビキタス<3858>と業務提携したと発表。車載機器やIVI向けのソフトウェア販売から技術サポートまでを、ワンストップで提供する。2016年3月までに製品開発を終えて、2020年に出荷される見込みの世界の車載機器やIVI 4,000万台のうち、3割のシェア獲得を目指していると報じている。
同社が7月に子会社化したミラクル・リナックスは、設計図が無償公開されているパソコン向けの基本ソフト(OS)「Linux」の開発を2000年から手掛けている。組込みソフトウェア分野で実績を持つユビキタスとの提携で、車載品質の組込みLinuxとミドルウェアを組み合わせた最適な製品の開発を目指す計画である。
なお、IVIとは、車載インフォテインメント(In-Vehicle Infotainment)の略称で、自動車にインフォメーションとエンターテインメントの機能を幅広く提供するシステム。具体的には、ナビゲーション、位置情報サービス、音声通信、インターネット接続のほか、音楽や動画などのマルチメディア再生、ニュース、電子メールなどへのアクセス・検索機能などを指す。
車載インフォテインメント市場は、スマートフォンやクラウドとの連携が活発に進み、自動車の情報制御に求められるソフトウェアの機能、品質も、従来型のカーナビゲーション端末から劇的に変化している。Linuxは、車載インフォテインメント分野を牽引するのに重要な技術であり、関係者は提携に期待を寄せている。
<TM>
同社が7月に子会社化したミラクル・リナックスは、設計図が無償公開されているパソコン向けの基本ソフト(OS)「Linux」の開発を2000年から手掛けている。組込みソフトウェア分野で実績を持つユビキタスとの提携で、車載品質の組込みLinuxとミドルウェアを組み合わせた最適な製品の開発を目指す計画である。
なお、IVIとは、車載インフォテインメント(In-Vehicle Infotainment)の略称で、自動車にインフォメーションとエンターテインメントの機能を幅広く提供するシステム。具体的には、ナビゲーション、位置情報サービス、音声通信、インターネット接続のほか、音楽や動画などのマルチメディア再生、ニュース、電子メールなどへのアクセス・検索機能などを指す。
車載インフォテインメント市場は、スマートフォンやクラウドとの連携が活発に進み、自動車の情報制御に求められるソフトウェアの機能、品質も、従来型のカーナビゲーション端末から劇的に変化している。Linuxは、車載インフォテインメント分野を牽引するのに重要な技術であり、関係者は提携に期待を寄せている。
<TM>