ソフトブレーン Research Memo(3):第2四半期はすべてのセグメントで増収増益
[14/09/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(1)2014年12月期第2四半期累計業績
7月30日付で発表されたソフトブレーン<4779>の2014年12月期第2四半期(2014年1-6月期)連結業績は、売上高が前年同期比20.4%増の2,452百万円、営業利益が同78.1%増の292百万円、経常利益が同74.2%増の291百万円、四半期純利益が同56.3%増の125百万円となった。半期ベースで過去最高の売上高を更新し、期初会社計画に対しても売上高、利益とも上回るなど好調な決算だったと言えよう。主力事業である「eセールスマネージャー関連事業」「フィールドマーケティング事業」がそれぞれ堅調に推移したほか、前年同期は赤字だった「システム開発事業」「その他事業」がそれぞれ黒字転換するなど、全てのセグメントで増収増益となったのが特徴だ。
増収効果やシステム開発事業の構造改革の効果によって、売上高営業利益率も前年同期の8.1%から11.9%に上昇した。なお、経常利益に対して純利益の増益率が低くなっているのは、ソフトブレーン・フィールドやソフトブレーン・オフショアなど子会社の収益増に伴い少数株主利益が増加したことによる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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