ソフトブレーン Research Memo(9):7月にApple社から「Appleコンサルタント・ネットワーク」の認可
[14/09/18]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■今後の見通し
(4)システム開発事業、その他事業
システム開発事業に関しては、事業構造改革の実施によって、収益をほぼ収支均衡ラインまで改善してきたが、今後も収益性の改善に重点を置いた事業戦略を進めていく方針で、当面は現状レベルでの収益水準が続くものと予想される。
一方、その他事業に関してはソフトブレーン・インテグレーションでのiPadなどスマートデバイスを活用した業務コンサルティング及び教育サービス事業の成長が期待される。というのも、この7月に米Apple社からiPadの導入コンサルティング会社としては国内で初めて「Apple Consultants Network」(Appleコンサルタント・ネットワーク、以下ACN)の認可を受けたことで、iPadの導入支援受注活動においてプラスに働くと考えられるためだ。ソフトブレーン<4779>は2010年のiPad発売以降に、200社を超える企業にiPadの導入支援と教育を行っており、今回の認可はその実績と高い技術力、コンサルティング力が評価されたものと受け止められている。
現在、企業におけるiPad導入による業務改善・営業改革のニーズが拡大していることに加え、iPad導入に失敗した企業からの相談も急増しているようで、今後はこうしたニーズも汲み上げながら、収益の拡大につなげていく考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>