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■村瀬智一の銘柄選定:ニュースからの連想ゲーム

注目トピックス 日本株
フィスコアナリストの村瀬智一は、無料スマートフォンアプリ「FISCO」の活用法の1つとして、ニュースから連想した銘柄スクリーニングを提案しています。

FISCOアプリの「ニュース」欄には、相場動向のほか、個別銘柄の株価材料や株価動向などがアナリストの目線で配信されています。そのなかでも、記事執筆時点(2014年9月18日)で村瀬が着目したのは、10:16に配信された「10時30分から第24回社会保障審議会年金部会開催でGPIF改革への思惑も」というニュースです。

村瀬によると、「この記事では、12時30分まで会議が行われるとのことであり、連想されるのは、会議後の会見などによる報道がある可能性。推測ではあるが、時間帯も現物の後場寄り付き直後となるため、市場にインパクトを与えると読んだ。」とのことです。

そこで村瀬は、GPIF改革への思惑が高まりやすい銘柄を探しました。FISCOアプリのスクリーニング条件として、前期実績ROEが10%以上、今期予想配当利回りが1.0%以上、外国人持株比率が20%以下、信用倍率1.5倍以下、時価総額1000億円以上と設定しました。村瀬は、JPX日経400に関心が集まりやいことから高ROEは絶対条件とみて、その中で時価総額の大きい銘柄で、外国人持株比率が比較的低ければ、追加取得の可能性があると予想しました。

結果として記事執筆時点では16銘柄が検索されました。そのなかでも、村瀬は、中期的に株価上昇トレンドが継続している銘柄として、あいホールディングス<3076>、科研製薬<4521>、持田製薬<4534>、リゾートトラスト<4681>、コマツ<6301>、日立国際<6756>などを指摘しています。村瀬によれば、「逆張り好きなら、伊藤園<2593>、サンリオ<8136>辺りが狙い目か。」とのことです。

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