カイオム Research Memo(10):契約交渉、研究開発に遅れが出た場合は業績に影響を与える可能性
[14/09/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■リスク要因と株主還元策
(1)リスク要因
カイオム・バイオサイエンス<4583>の業績を見るうえでの主なリスク要因としては、以下の点が挙げられる。
○契約交渉の遅れや研究開発の遅れによるリスク
クライアント候補先との契約交渉に遅れ契約が不調となった場合、研究開発の遅れによるリード抗体の導出が予定どおり進まない、あるいは医薬品開発の中で常に起こり得ることとして効果や安全性の評価の結果により開発を断念する場合は、今後の業績計画に影響を与えるリスクがある。
○技術革新によるリスク
完全ヒトADLib(R)システムを凌駕する抗体作製に関する新技術が開発された場合、市場内での競合優位性が保持できなくなるリスクがある。
○特定取引先への依存リスク
同社は2014年3月期で中外製薬グループの売上高構成比が88.9%と高くなっており、今後同グループとの取引関係に変更があった場合、業績に多大な影響が出るリスクがある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>
(1)リスク要因
カイオム・バイオサイエンス<4583>の業績を見るうえでの主なリスク要因としては、以下の点が挙げられる。
○契約交渉の遅れや研究開発の遅れによるリスク
クライアント候補先との契約交渉に遅れ契約が不調となった場合、研究開発の遅れによるリード抗体の導出が予定どおり進まない、あるいは医薬品開発の中で常に起こり得ることとして効果や安全性の評価の結果により開発を断念する場合は、今後の業績計画に影響を与えるリスクがある。
○技術革新によるリスク
完全ヒトADLib(R)システムを凌駕する抗体作製に関する新技術が開発された場合、市場内での競合優位性が保持できなくなるリスクがある。
○特定取引先への依存リスク
同社は2014年3月期で中外製薬グループの売上高構成比が88.9%と高くなっており、今後同グループとの取引関係に変更があった場合、業績に多大な影響が出るリスクがある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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