C&Gシステムズ Research Memo(7):通期予想は据え置きも、スポット受注次第では前期を上回る可能性も
[14/09/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(2)2014年12月期の通期見通し
C&Gシステムズ<6633>では今期(2014年12月期)の通期業績を、売上高3,614百万円(前期比1.9%減)、営業利益244百万円(同10.1%減)、経常利益254百万円(同17.1%減)、当期純利益192百万円(同0.4%減)と予想しており、期初の予想を変えていない。
このように同社では通期の業績を減収・減益とかなり厳しい予想をしている。ただし、これらの予想は、スポット的な受注(前期で約200百万円ほど、3Dプリンタ販売を含む)を見込んでおらず、確実に実現可能な保守的な予想とのことである。このような受注はスポット的とはいえ毎年恒常的に発生しており、今期もある程度は上乗せされる可能性がある。同社の事業では変動費率が低いため、受注(売上高)が増加すれば、その分は即利益増となる傾向にあるため、売上が上乗せされれば、利益も前期を上回る可能性が十分にあると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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