ワールドホールディングス<2429>中国での製造請負事業による成長拡大
[14/09/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』9月25日放送において、ワールドホールディングス<2429>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■事業概要
製造業向けを中心とした人材派遣からスタートして研究・開発分野など領域を拡大し、現在は、首都圏や東北圏・近畿圏などでマンションと戸建住宅等の分譲事業を手掛ける不動産ビジネスや携帯電話販売を中心とした情報通信ビジネスも展開。
7月1日付けで株式分割により持株会社体制へ移行し商号をワールドホールディングス<2429>と変更。傘下には、人材派遣、業務請負のワールドインテックのほか、行政受託、システム開発受託、パソコンスクール運営、臨床試験受託などを手掛ける企業による人材・教育ビジネス。マンション分譲、戸建住宅分譲事業などを手がけるワールドレジデンシャルなど5企業による不動産ビジネス。コールセンターのイーサポートなど、4企業による情報通信ビジネスの3事業が柱。
■足元の業績
2014年12月期第2四半期(1-6月)期決算は、売上高が前年同期比17.6%増の340.23億円、営業利益が同58.1%増の18.24億円、経常利益が同51.6%増の17.95億円、純利益が同86.1%増の9.76億円だった。売上高・各利益ともに半期ベースで過去最高を更新。ファクトリー事業および不動産事業が非常に好調で計画を大幅に上回っている。
■10月に中国で合弁設立、製造請負業開始へ
中国の企業と製造請負を目的とした合弁会社を設立(10月設立予定)し、中国にて主に日系企業を対象に製造請負業を開始する。中国では今春に派遣労働者を減らす規定が施行され、製造現場で派遣から請負へ移行が進む見通し。同社は適正な製造請負を行う基準となるものとして監督省庁より国内で唯一認証された自社作成の“製造請負基準書”をベースに、蘇州市(そしゅうし)当局とも連携したうえで、中国の法律に則った“請負基準”を構築(標準化)し、中国国内で請負を認知、定着させ、人材ビジネスの本来の姿である適正コストによる生産性の確保と安定した雇用の創出につなげる。
同業のエングマ社(蘇州市)と製造請負を目的とした合弁会社「エングマインテック」を10月をめどにエングマ社が51%、同社が25%、ワールドインテック上海24%の出資割合で設立。まずは蘇州、無錫(むしゃく)、常州(じょうしゅう)、上海、寧波(ニンポー)の5つのエリアで約2,000社の日系企業を中心に営業を展開する。
また、10月に合弁会社設立を予定、11月27日に蘇州にて製造請負に関するセミナーの開催を予定している。さらに、中国当局、及び日系企業からの更なる信頼向上を目的として、設立6年後を目途に中国市場上場を目指す。
■株価動向
もち合いが続いているが、一目均衡表では雲上限がサポートとして機能する格好でリバウンドをみせており、基準線、転換線を突破。遅行スパンは上方転換シグナルを継続させている。直近上値抵抗として意識されていた25日線を突破しており、戻り高値の1055円辺りや7月に付けた年初来高値1097円が射程。週足ベースでは上昇する13週線が支持線として機能する格好から三角もち合いを形成しており、煮詰まり感が台頭。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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■事業概要
製造業向けを中心とした人材派遣からスタートして研究・開発分野など領域を拡大し、現在は、首都圏や東北圏・近畿圏などでマンションと戸建住宅等の分譲事業を手掛ける不動産ビジネスや携帯電話販売を中心とした情報通信ビジネスも展開。
7月1日付けで株式分割により持株会社体制へ移行し商号をワールドホールディングス<2429>と変更。傘下には、人材派遣、業務請負のワールドインテックのほか、行政受託、システム開発受託、パソコンスクール運営、臨床試験受託などを手掛ける企業による人材・教育ビジネス。マンション分譲、戸建住宅分譲事業などを手がけるワールドレジデンシャルなど5企業による不動産ビジネス。コールセンターのイーサポートなど、4企業による情報通信ビジネスの3事業が柱。
■足元の業績
2014年12月期第2四半期(1-6月)期決算は、売上高が前年同期比17.6%増の340.23億円、営業利益が同58.1%増の18.24億円、経常利益が同51.6%増の17.95億円、純利益が同86.1%増の9.76億円だった。売上高・各利益ともに半期ベースで過去最高を更新。ファクトリー事業および不動産事業が非常に好調で計画を大幅に上回っている。
■10月に中国で合弁設立、製造請負業開始へ
中国の企業と製造請負を目的とした合弁会社を設立(10月設立予定)し、中国にて主に日系企業を対象に製造請負業を開始する。中国では今春に派遣労働者を減らす規定が施行され、製造現場で派遣から請負へ移行が進む見通し。同社は適正な製造請負を行う基準となるものとして監督省庁より国内で唯一認証された自社作成の“製造請負基準書”をベースに、蘇州市(そしゅうし)当局とも連携したうえで、中国の法律に則った“請負基準”を構築(標準化)し、中国国内で請負を認知、定着させ、人材ビジネスの本来の姿である適正コストによる生産性の確保と安定した雇用の創出につなげる。
同業のエングマ社(蘇州市)と製造請負を目的とした合弁会社「エングマインテック」を10月をめどにエングマ社が51%、同社が25%、ワールドインテック上海24%の出資割合で設立。まずは蘇州、無錫(むしゃく)、常州(じょうしゅう)、上海、寧波(ニンポー)の5つのエリアで約2,000社の日系企業を中心に営業を展開する。
また、10月に合弁会社設立を予定、11月27日に蘇州にて製造請負に関するセミナーの開催を予定している。さらに、中国当局、及び日系企業からの更なる信頼向上を目的として、設立6年後を目途に中国市場上場を目指す。
■株価動向
もち合いが続いているが、一目均衡表では雲上限がサポートとして機能する格好でリバウンドをみせており、基準線、転換線を突破。遅行スパンは上方転換シグナルを継続させている。直近上値抵抗として意識されていた25日線を突破しており、戻り高値の1055円辺りや7月に付けた年初来高値1097円が射程。週足ベースでは上昇する13週線が支持線として機能する格好から三角もち合いを形成しており、煮詰まり感が台頭。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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